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【ニュー試】

Eテレのニュー試という番組を最近見るようになった。この番組は古舘伊知郎さんの司会のもと、海外の大学の実際のエッセイを中心とした入試を紹介して、出演者がそれに答えるというのが主な内容である。

前回はノーベル賞学者を多数輩出しているシカゴ大学の問題で、「自分で作る尺度があるとしたらどういったものか、新しい単位を作ってください」という問題であった。魅力的なアイデアか(人をひきつける)、常識をくつがえす(人を驚かす)、他人の役に立つ(人を喜ばせる)、といった要因によって今回はポイントがつけられた。

シカゴ大学は破壊的イノベーションを持つ学生を集めることに注力しており、学生が問題をつくって、受験生に答えてもらうという対話のようなやり方を長く続けているという。日本の教育はどちらかというと、持続的イノベーションの教育で、暗記にいまだ重点が置かれている教育と言われている。そんな教育が競争力の衰退を招いたという考え方をする方もおられる。

自分でも問題を解いてみるのであるが、なかなか難しく、いいアイデアはいつも生まれてこない。これは何か大喜利にも似ているところがあって、笑いというのも、こういった頭の論理的思考能力という意味では、共通するものがあると思ったのであった。最近では、団体活動の長をやったりしていて、とっさに初めや締めの言葉などを求められることも多くなり、こういう考えさせられる問題を解くことによって、応用に活かされるのではとも思う。

他に妻も海外の教育には興味があり、子どもたちにも別の教育というものを見せてあげたいというところから、家族と一緒にできるだけ見たいとも考えている。最近は読んだり見たりする本やテレビは教育に関するものが増えてきて、何か向上したいという気持ちが強く、そういったことが楽しくなってきたのはいいことであるとポジティブに捉えている。

そして、つくづく、現実の問題解決においても、数学の論理的思考能力が重要であると思い、常に数学とは身近でありたいのだが、これはIT、プログラミングの勉強をすることによって達成でき、そこから理系の勉強に派生していければいいと思っている。そんなこんなで、こういった番組から何か生きるヒントが時々もらえればと思う。

#Eテレ #ニュー試#ノーベル賞#シカゴ大学#破壊的イノベーション

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