【インタビュー #09】全日本ろう学生懇談会 東北支部長 前野華奈さん
こんにちは。東北若者10000人会議です!
今回は「全日本ろう学生懇談会東北支部」の支部長である 前野華奈さん にインタビューしてきました!
■今回インタビューした方
■全日本ろう学生懇談会 東北支部
もっと詳しく知りたい方はコチラ!
https://www.instagram.com/zenkon_tohoku/.
■東北ろう懇は手話サークル?
―東北ろう懇は聞き馴染みのある「手話サークル」ではないでしょうか?
前野さん:そうですね、少し違います。手話サークルだと「手話を学び会話する」といったことがメインですが、東北ろう懇は手話を教えるといったこともなく、ほんとに友達みたいに仲良くなることが目的なんです。もちろん、手話が分からない人に対して教えないとかではないですが、最終的な目標は仲良くなることなんです。それが結果的に「自分の居場所」を創出できる空間なのかな、と思います。
メンバー:東北ろう懇のイベントに参加させてもらったことがあって、ほんとにみんな仲が良くて、アットホームな空間で楽しかったです!
前野さん:よかったです!実は ( イベントなどの ) 企画・運営はものすごくバタバタするんです…。
―実際に企画・運営はどのようにするのですか?
前野さん:4人が中心となって企画は進めていきます。他のメンバーは参加したければ参加するし、都合が合わなければ参加しない感じですね。強制参加みたいな形式は取り入れていないです!4人中2人はビラ作りや買い出し、司会などほとんど任せています。( 他のイベントを ) 次にスタッフをやる時の「準備」として頼んでいる部分もあります。
―ある種教育のような?
前野さん:そうですね。スキルを磨くためにも幅広くお願いしています!任せる際は、人員配置も工夫しています。初心者とベテランを組み合わせてバランスを取ったり、そのような調節は私やもう1人の事務担当が行ったりしますね!
■活動メンバーについて
―メンバーは様々な学校から集まっていますか?
前野さん:そうですね。ただ、東北福祉大学と宮城教育大学が多いと思います。どちらの大学も、ろう者が授業を受ける環境が整っているので必然的に多く集まっています。
メンバー:全ての大学が ( ろう者を ) 受け入れ可能ということではないみたいですもんね。
前野さん:はい。本当に大学によって違いますね。
■社会改革の一面も
―他にも活動していることはありますか?
前野さん:活動内容には社会改革について議論することもあるんです。「聴者との関わり方をどうするべきか」「社会に対してどのようにアピールをするのが良いか」など議論することも活動の1つです。
―社会改革も活動の目的?
前野さん:そうですね。議論することによって、最終的には社会改革に繋がればいいなと思っています!
■10000人会議メンバーの感想
手話で話すことが目的ではなく、「友達みたいに仲良くなること」が目的であるからこそ、楽しくアットホームな空間が生まれるのかなと思いました。もちろん仲良くなることだけではなく、企画運営や社会改革などにも取り組んでいることから、非常に中身の濃い団体だなと思いました。
前野さん、ありがとうございました!
■最後に
ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございました!
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