MacBook(2017)を買うたった。その1

プロローグ (長いので飛ばしていいです笑)

みんなが好きなものはなんとなく敬遠してしまう。

あれは小学生の頃、みんなが最初の相棒にヒトカゲかゼニガメを選ぶ中、ボクは頑なにフシギダネを選んだ。あれは中学生の頃、仲の良かった友人たちはサッカー部に入ったのでボクは一人テニス部に入った。あれは高校生の頃、グリーンデイ、SUM41にハマる友人たちを後目に、レッチリとオアシスだけを狂ったように聞いていた。あれは大学生の頃、AKBがごりごりに流行っていて「あっちゃん推し、大島優子推し、板野友美推し」などと友人たちが話している最中、ボクはももクロを推していた。しかも箱推しだった。

心の奥の方にずっとある、みんなが好きなものをあえて選ばず、邪道に走ろうとする。そんな気持ち分かるでしょう?

そんなボクは大学を卒業した後、アメリカ合衆国カリフォルニア州のシリコンバレーと呼ばれる地域で仕事をするようになった。周りの人間が使うパソコンはみんなMacだった。ボクよりお金を持っていない友人も当たり前のようにMacを使っていた。そんなナチュラルボーンマカーに囲まれた環境でボクがMacを使うことは一度もなかった。もちろん、使ってみようと思ったことは何度もある。しかしボクは、自分の信念に背いてまで生きようとは思わない。そんなある種の誇りを胸に抱いて、デザインもスペックも自分の理想とは程遠いDellのパソコンを我慢しながら使っていた。

そんなボクに転機が訪れる。Microsoft社がSurfacepro4という画期的なラップトップを発売したのだ。先進的なデザイン、2 in 1という心躍るギミック。ボクは迷わず手にした。世界最高のラップトップを手にしたと確信していた。これさえあれば、ボクはブログの海に漕ぎ出し、あっという間にバズり、広告収入で好きなことをして、好きなように楽しく暮らせる。そう、Surfacepro4があればね。当時はこんなことを本気で考えていた。(アホである)

そして、時は流れ1年以上が過ぎた。

ボクの手元にはMacBookがある・・・

その2へ続く

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