見出し画像

BG2, ToB, 第8章、バールの子の農夫の嘆き、普通の生活に帰りたい!

<サラドゥーシュにて。この都市にはメリッサンという女性によって集められたバール*の子がたくさんいる。一部の強力なバールの子が互いに覇権を争い、人々を戦争に巻き込んでいるので、他の無関係のバールの子まで憎まれて迫害されているのを救うためだが…>

オリス・ニンブルフィンガー
「なぜこんなことになってしまったんだ?わしはただの百姓なのに!父が殺戮の神だったのはわしのせいだとでもいうのか?」
主人公
「あなたはバールの子のひとりなの?」
オリス
「バールはわしの父かもしれんが、わしはそんなことに関わりたくない!わしは故郷で迫害されてサラドゥーシュに逃げて来たんだ。今は普通の人間として暮らすことだけが望みなんだ」
イモエン(主人公の妹分、やはりバールの子)
「自分の父が暗黒神だとわかった時の苦しさはよくわかる。何とか折り合うすべを見つけるしかないわ…あたしはそうした。そうするしかないとわかったから」
オリス
「いいから放っといてくれ。何も話すことはない。わしはただの百姓なんだ!普通の生活を取り戻すことだけが望みなんだーこのクソッタレの呪われた血め!」


*殺戮の神。神々がさらに上位の存在によって呪われ、人となって地上にいた期間に殺されたが、それを予測して、死ぬ前におびただしい数の子を作って自分の精髄を分け与えておいた。いずれそれを回収して復活しようという算段だったが、神の座を狙う子らが凶暴化して争い、大変な混乱を世に引き起こすことに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?