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BG2, SoA, ヤンと宿のおやじカルボーの対話、毛生え薬?

<ブリッジ地区、デロサーズ亭にて>

カルボー(デロサーズ亭のおやじ)
「貴様!俺の宿から出て行け!この役立たずの、けしからんチビ泥棒め!」
ヤン
「まさかわしのことじゃなかろうな…そんな呼び方はもう何世紀もされとらんが…」
カルボー
「貴様に決まっとろうが、悪魔そこのけのチビ助トロル!それ以上うちに入り込んだらアタマを叩き割るぞ!」
ヤン
「じゃ、わしに向かって言ってたのか。うむ、愉快じゃないか?わしはつねづねイトコたちに、カルボーこそはアスカトラ1思慮のある宿のあるじじゃと言っとったが、それが記憶違いでないとわかって嬉しいわい」
カルボー
「出てけ!出てけったら!」
ヤン
「顔が真っ赤になっとるぞ、カルボー。どうしたっていうんじゃ?」
カルボー
「あの…貴様の薬は効かんかったぞ!わしの金を騙りとった、そうじゃろ!」
ヤン
「落ち着きな、カルボー。あんたが言ってるのはカブ・ローションのことじゃな、だろ?」
カルボー
「そうとも!」
ヤン
「フーン。そいつは変じゃな。パティ叔母さんは折り紙をつけとったが。頭につけはしなかったろうな、もしや?」
カルボー
「うっ…」
ヤン
「ふむ、やっちまったか。言わんこっちゃない。わしのイトコのジャリコも前にカブ・ローションを頭につけちまって、それからというもの、ずっとカミさんに口をきいてもらえんのじゃ」
「カイリーに話してみるよ、カルボー。あんたに別の新しいローションがあつらえられるように。それと、使い方の説明書をな。チッ、チッ。お気の毒なこった。これで十分かね?」
カルボー
「その…わかった…十分だとも…入ってくれ、そんなら…」


*よくわからないが、体毛用ローションを頭髪に転用して失敗した、ということかな?体毛(ヒゲや胸毛など)育成剤を頭に塗ると、含まれている男性ホルモンの作用で、ハゲてしまう場合がある由。

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