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BG2, SoA, ラサードとエルダリスの対話、フクロウの目

<ラサードは光を追求するサンソウルのモンク僧だったが、兄の仇を探ろうとして邪宗に入信しようとしたため宗門から追放されて落ち込んでいる。エルダリスは異世界渡りの吟遊詩人>

エルダリス
「で、朝のご機嫌はいかがかな、我がフクロウ殿?」
ラサード
「私をフクロウと呼ぶのですか、エルダリス?私には似合いません。むしろ、鴉や禿鷲だという気がします」
エルダリス
「フクロウ殿は何でもお見通しだーご自分のこと以外は」
ラサード
「自分自身のことならいやというほどわかっていますとも」
エルダリス
「君は自分にとってわかりやすい自分の闇だけを見ている。しかし、君の中には光があることを忘れちゃいけない」
ラサード
「もしあればですが。私には見えません」
エルダリス
「光はそこにある。目を開きたまえ。その眩しさに君は目がくらむだろう」

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