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BG2, ToB, ケルドーンと主人公の対話、主人公の将来とケルドーンの懸念

ケルドーン
「少し時間をもらっていいかな?相談したい大事なことがあるんだが」
主人公(名前は相手に最接近しているキャラ)
「ええ、ケルドーン。何が問題なの?」
ケルドーン
「どうやらあんたの運命は、最初にあんた自身が予想してたのさえはるかに上回る、劇的な未来にあんたを導こうとしているらしい。あんたは強大な力を手に入れるだろうが、私はあんたの中にバールの血が流れているのを思い出さないわけにいかないんだ」
「私はこのことであんたを悪く言うんじゃないよ、<主人公>…あんたは殺戮神の後継者として生きようとはしなかったものな。それでも、事実は事実だ。あんたの中には悪がある。私にはそれは看過できない」*
主人公
「何が言いたいの、ケルドーン?」
ケルドーン
「私はあんたの将来を恐れるんだ、<主人公>…そして、私はあんたをも恐れる。あんたが真実と正義に照らされた道を歩く限り、私はあんたの味方でいよう。そして、あんたが自分の中の悪と戦う手助けをしよう」
主人公
「力になってくれて感謝するわ、ケルドーン」
ケルドーン
「私はあんたのために祈るよ、<主人公>。そして、運命の道をたどる我々をお導きくださるようヘルム*にお願いしよう」


*ケルドーンは本来なら一点の悪も容赦し難い至善のパラディン。ところが主人公の体にはpure evil 純粋な悪と言われる殺戮神バールの血が脈々と流れている。そこに彼の葛藤があるわけ。
*監視と守護の神。

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