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BG2, SoA, 上流人の集う酒場にて、ラーゴと主人公の会話、貪欲と高慢

〈プロムナード地区、ミスレスト•インにて〉

ラーゴ
「あんた、ちっと場違えな見かけだな、嬢ちゃん。何してここまで成り上がったんじゃね?金鉱でも見つけたんかい?」
主人公
「いったい何のことです?」
ラーゴ
「見回してみなよ。どこの隅っこからも冷たい目がにらんどるじゃろ。あんたが懐にタンマリ金を持った人間と思われてなきゃな」
ヨシモ(PTの一員のシーフ)
「うん、わかった。生まれつきの金持ち連中のそれとなき排他主義ってやつね。あなたいい目をしてるね、おやじさん。ここの一員なの、それじゃ?」
ラーゴ
「若い時分、一度か二度、ここから蹴っとばし出されたさ。わしがミスリル鉱山をめっける前はな」
「今じゃ、あのゴロツキども、おっそろしくわしにゴマすって、じいっとわしの財布を見つめとるわ」
主人公
「新たに金持ちの仲間入りをした人の人生も、楽じゃないですね」
ラーゴ
「まっこと、そうよ。あんたは金が唸ってるってんじゃないな、嬢ちゃん?金が唸ってるやつにチョッカイ出そうってのか?」
主人公
「いいえ。宿代なら自分で払えますもの」
ラーゴ
「でかした!あのゴロツキの鼻曲りどもに、いいように見下げられなさんなよ!」
主人公
「させませんとも。ご忠告ありがとう」
ラーゴ
「飛び切りの幸運を、じゃあな!」

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