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BG2, Watcher's Keep lv3, アスガレスとPTの対話3、最初の勝負

***ウォッチャーズキープ3階の、4階へ進むポータルをかけたアスガレスとのギャンブル勝負。ネタバレ注意!***





<2の続き>

主人公(名は主人公の代わりにゲームをする相手)
「どういうふうにやるの?」
アスガレス
「実に単純さ。我々は”五感”のタンデムとバレヴォレスとのシジルでの有名な試合に準拠したルールを用いるとしよう」
「我々はそれぞれ一枚ずつセットからカードを引く。カードの効果を凌ぎ切り、かつより高い点数のカードを引いた方が勝ちだ。単純なものだろう?」
アスガレス
「さて、ではどうする?始めるとするかね?」
主人公
「始めましょう。何を賭ける?」
アスガレス
「うむ、まずあなたから賭け物を出していただかなければ。魂のささやかなかけら、たとえば…そうだな…経験値か、生命力かを。あるいは、何であれ私がここから去るのを可能にするものを」
「しかし、お忘れなく。私が例の宝石を賭けるのは、ここから立ち去ろうとする時に限る。そして、心配は御無用…それが何であれ、私がここを去ればあなたはそれを取り戻せる」
主人公
「私は経験値を賭けることにするわ」
アスガレス
「素晴らしい。私はスペクトラル・ブランドとウィッシュの巻物を都合できる。どちらもなかなかの値打ちものだ。それに例の宝石もある。あなたは何を的に勝負なさりたいかな?」
主人公
「スペクトラル・ブランドにお願いしたいわ」
アスガレス
「お望み通りに。よろしい、では友よ…お先にセットの中から一枚カードをお引きいただきたい」
「私がカードを例のごとく広げよう。用意ができたらただちに選びたまえ」
「”紛争”?いい引きだ。だが、一体どんな効果が現れるかな」
<スローの効果>
アスガレス
「面白い、これは面白い!あのジェナーシーはまさに天才だな、私に言わしめれば」
「では、次はもちろん私の番だ。後ろに下がっておいた方がいい…万一のために」
「”勝利”だと?ああ…どうやら、ひと合戦ありそうだな。少々時間をいただきたい、友よ」
<敵が四体出現>


*deck of many things の遊び方はこんな感じ。カードを引いたものは、まず表れる魔法効果を身をもって凌がなければならない。もし両者無事に凌ぎおおせたら、次にそれぞれ引いたカードの点数で勝敗を決める。上の場合だと、主人公はスローの魔法を、アスガレスは四体の敵の召喚を受けたわけ。なお、この後アスガレス(と仲間とペット。ズルいぞ)は敵を撃退するので、両者カードでの点数争いになり、主人公側が勝ちとなる。

*ちなみに、ゲーム内では出るカードの種類とパターンはほぼ決まっているので、勝負は最短3回(最後はそれぞれ脱出に使う杖とそれを直す宝石を賭ける)で済む。

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