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BG2, ToB, 第8章、ヴォロとの出逢い2、エルダリスとイモエンについての草稿

<1の続き>

主人公
「エルダリスについて聞かせて」
ヴォロ
「『エルダリスの芸術的技巧に匹敵できる者はほとんどいない。戦闘における剣さばきにおいても、敵に投げつける強大な呪文の詠唱においても。また、舞台の上で伝説の英雄の真髄を体現して見せる時においても』」
エルダリス
「恐悦至極だよ、親愛なる詩人どの。ぼくに時間があって、<主人公>の物語を記録する君の旅に同行できるんなら、僕の好みにピッタリだったんだがなあ。ああ、これまでにもうどれほど驚異的なことがあったことか!いつかそいつを君にお話しできる機会があるかもしれないね、うん」
主人公
「イモエンについて聞かせて」
ヴォロ
「『キャンドルキープの修道院での無名の幼少時代から、イモエンは将来に一歩を踏み出した。この若き女性には、内に流れる不死なる者の血と、意のままになる大魔道士の力とが、ともに身に備わっている』」
イモエン
「んー、大魔道士!いい響きね!でも、美人っていうのをお忘れだわよ。ウィンスロップ*の持ってた本に出てくる魔女は、みんな美人で、おっかなかったんだから。ほら、どう?あたしがこう髪を振り乱してこんなふうに睨んだら…どう、邪悪に見えない?」


*主人公とイモエンが育ったキャンドルキープの宿屋兼商店のジョーク好きなおやじ。イモエンはよく彼の所で遊んだり手伝いをしたりしていた。
*他のメンバーについての記述はこちらこちらを参照

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