見出し画像

BG2, ToB, 第9章、バルサザールと主人公の対話1、欺瞞の全貌と黒幕

***ToB最終盤のクライマックスのひとつ、ネタバレ注意!***




<アムケスランにて。主人公は固く守られた修道院にひそかに侵入し、修道院の長であるとともにバールの有力な子の”五人衆”の最後の一人であるバルサザールと対峙する>

バルサザール
「<主人公>…ここで君に会うとは、私も実に愚かしいことをしてきたものだ。傭兵をかき集めて軍を作ろうと骨を折ったりして。こんな無駄ごとのためにアムケスランの人々に犠牲を払わせたのが心から悔やまれる」
主人公
「私にはわかってるのよ、バルサザール。あなたはアバジガルやセンダイと手を組んでいたのね!」
バルサザール
「そう見えたかもしれない。が、実際は私は彼らの撲滅をもくろんでいたのだ。メリッサンが私を”五人衆”に呼び入れて以来、ずっと」
主人公
「メリッサンが”五人衆”のリーダーだと言うの?」
バルサザール
「メリッサンは私のなかにバールの血が流れているのを見抜いた。センダイ、アバジガル、その他の者を見抜いたと同じように。君をそうだと見抜いたように」
「彼女は権力と栄光で私を誘った。しかし、私は別の理由から彼女に従った。”五人衆”に加わらなければ他の者を見つけることが―そしてその死をはかることが不可能だったからだ」
主人公
「私はあなたの”同盟者”を殺して、あなたの汚れ仕事を代わりにやってあげたわけね」
バルサザール
「その奇策を編み出したのが私自身だったらよかったと思う、<主人公>。だが、他の者の失脚を企んでいたのは”五人衆”の私だけではなかったようだ」
「この舞台をでっち上げ、君という操り人形を踊らせたのはメリッサンだ。私はただ時間の許す限り、君から身を引いて避けるようにしていた。君が彼らと戦って勝てるかを危ぶみながら」
主人公
「どうしてメリッサンは”五人衆”を集めたりしたの、どうせ破滅させるものなら?」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?