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BG2, SoA, トレードミートの難を聞いて思い出し話をするヤン、牛乳風呂好きの叔父

〈シティゲート地区にて。主人公一行はここでトレードミートの町からの伝令に出会い、町が野生動物に襲われていることを聞いて、助けに行くことを約束する〉

ヤン
「ああ、冒険の匂いがすぐそこにするわい!それとも、こいつは床にこぼれたエールの匂いかな?まあ、よく考えてみれば、この2つに大した違いはないがの。どっちも互いの後をついてくもんじゃからな、じゃろ。あんたがわしの叔父のプレバー同様ってんなら別だぞ。この叔父には冒険に出る前と帰った後とに牛乳風呂に入るナラワシがあった。ああ、哀れなるプレバー叔父よ!もしそんなナラワシさえなかったら、今でもわしらと一緒におれたかもしれんものを」
エアリー
「どうして?牛乳風呂のどこがいけないの?」
ヤン
「うむ、いけなくなんかないさ…酸っぱい牛乳のニオイに寄って来た、四六時中ニャーニャー鳴いてくっついてくる数ダースの猫どもと一緒に、ホブゴブリンでいっぱいのダンジョンに忍び込もうとしたりせん限りは。チョッ、ま、少なくともそのニオイのおかげで、叔父の死体は食われることは免れたんじゃが。ホブゴブリンにだぞ、猫にじゃあないぞ」

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