BG2, ToB, おしゃべり執事セスペナー１

＜ポケットプレーンにて。ここには、もと殺戮神バールに仕えていたインプ・セスペナーがいて、バールの子の主人公のためいろいろなアイテムを強化してくれる。セスペナーは甲高い声のヒョウキン者で、大変なお喋り＞

セスペナー
「セスペナー、喜んでエライ方にお仕えするよ！セスペナー、優秀な執事、そうね？ワタシにおタカラ、作らせたいと思う？ワタシ、設計図いっぱい持ってるよ！」
主人公
「ええっと…もちろん。何ができるのか教えてちょうだい」
セスペナー
「ヒュー！アナタの持ち物、ワタシに見させたい？設計図使えるかどうか？ちょっとハイケン…」
「ヒュー！こりゃステキな剣、かも…」
「ソード・オブ・マスク用の設計図、ワタシ持ってるよ。でも、呪われし者の心臓いるね、うん、そう。でも、どこでそれ手に入るか、ゼンゼンわからない」
「もっと見てみよう。アナタうんとこさ持ってるね、溜め込み屋のケチネズミ*ね、まるで。ケチは地獄行きよ！」
「ホホホウ…ホーリー・アヴェンジャー・ソード、ね？ステキだ」
「柄頭にはめる、ティールの眼って宝石…それ見つけたら、ホーリー・アヴェンジャー用の設計図あるよ、うん、そう。でも、今宝石ないね、じゃオアズケ」
「リョーカーーーイ。もっと見てみよう」
「ああー、ヘッドがいっぱいのフレイルね、こりゃ。イテッ！フー、いけないヘッド*ね」
「いまヘッド３つある…ワタシ毒のヘッドつけられるよ。そしたらね、ヘッド４つになるんだよ、わかる？5000ゴールドでできるよ。ほしい？」
主人公
「いえ。他には？」
セスペナー
「あるものみんなブチまけちゃいたいと思わない？その方がカンタンね…」
「ムムム。こりゃ何？アナタ、ハンマー持ってるの？昔、バール、つま先にハンマー落としちゃったことあるよ。ピョンピョン跳び回って、何日も呪ってたね。ワタシ地獄まで蹴っ飛ばされたよ。あの週すごくツイてなかったね」

＊Pack Rat パック・ラット、モリネズミ。北米やカナダにいる大型の野生のネズミで、洞穴・岩の隙間・人家の一部・車のなかなどに木の枝やトゲやクズで大きな巣をこしらえる。収集癖があり、特に光ったものが好きで、いろんなものを巣にコレクションするので、「溜め込み屋」の異名にされる。
＊head ヘッドはフレイル（フレイル・オブ・エイジス）の先端部分のことだが、アタマの意味でwrong head 根性曲がりの意もかけている。