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BG2, ToB, 第8章、?ゴライオン?と主人公の対話2、ロマンス相手にとばっちり

***1の続き。ストーリー上誰でも通るイベントだが、ロマンス相手がいると、途中で非難の矛先がそちらにも向かう。ここではラサードの場合。自分で知りたい人はネタバレ注意!***




<ミールの森にて。1の続き>

ゴライオン
「では、そなたは自分自身のことを何も知らないのだ!そなたは何も学ばなかったのだ!そなたはますます自分に流れる血の虜になっていき…自分の愛するものをすべてその手にかけて、一個の怪物として死ぬであろう!」
「私にはそれは許せぬ!」
主人公
「きゃあ!」
<ダメージを受ける>
ゴライオン
「私が正しいとそなたが悟る前に、どれほど多くの者が悲嘆に暮れねばならぬことか?どれほど多くの者が死なねばならぬことか?そなたの以前の仲間らはどうなった?そなたゆえに…何人が今は死者の数に入った?」
「そなたは自分の愛する者にどれほどの苦痛を与えることになるだろうか?そなたと共に旅しているモンク、ラサードのことを考えてみるがよい」
ラサード
「彼女は決して私を傷つけたりはしませんとも」
ゴライオン
「そなたには自分が言っていることがわかっていない。そなたは我が過てる子に囚われている。もっとも、そなたもあれに劣らぬ人殺しだが」
<1人の男性が登場>
ラサード
「父さん?!」
ファヒード
「ラサード」
ラサード
「でも、あなたは…あなたは死んだはずだ。私は見ました。闘技場で戦士がー」
ファヒード
「私の生涯はイフリータム闘技場*で終わったーが、私に死の一撃を与えたのは他ならぬお前だ」
ラサード
「何ですって?」
ファヒード
「お前も本心ではわかっているはずだ。お前という者にはいつも強さが欠けていた、そうだろう?私がお前の助けを一番必要としていた時、お前はあまりにも弱すぎた」
ラサード
「私は子供だったのです。私はー私はできる限りのことはー」
ファヒード
「私はお前を必要としていたんだ、ラサード。だがお前は通りをうろついてガマズと遊んでいた。私が奴隷となってみなを養おうと必死だった時に」


*ラサードの故郷カリムシャンの首都カリムポートにある闘技場。ラサードの父親は男手ひとつ(母親はラサードをお産時に死亡)でガマズとラサードの兄弟を育てていたが、もともと富裕でもなかったので、生活苦に陥り、借金を重ねているうちに返済できなくなり、身を売られて死闘を見世物にする闘技場の剣闘士にされ、そこで命を落とした。その時兄ガマズは10歳、弟ラサードは8歳にもまだ達していなかったというから、以下の父(?)のセリフは言いがかりというもの。
*なお、ラサードのロマンスはSoAの終盤でいったん破局めいた感じになるが、それは表面だけで、上のイベントのように、実際はToBでも依然ロマンス関係は健在。順調にいけば表面上もめでたく修復の運びになるので心配は無用。

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