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桜の季節は終わったけど、今年初めて咲いた花

近所の医院の庭に桜の木が何本かある。医院の先生が花が好きなようで、その桜はみな種類が違う。ソメイヨシノももちろんあると思いますが、色が微妙に違う桜が三月の終わりから五月に入るころまで順番に咲いていくのです。

わたしの散歩、ウォーキングとも言う。のコースですが、いまから20年くらい前に体を壊してリハビリに始めた散歩。

はじめ胃潰瘍になり。なおりかけの頃に前やってたジョギング、また始めましたが、走ると胃がゆれるんでしょうね、また胃が痛くなるのでウォーキングに変えました。それから5年くらいたつとぜんそくの症状が出て入院。またリハビリを一から始めるはめになった。

そのころ、なんか淋しくてこのまま元気になれないのではないか、という気がずっと続きました。そして花を見ると、その種をやたら拾っては持ち帰り植えてた。

その時にこの医院の桜、咲いた後たくさんの小さなサクランボをつける。食べられるわけじゃないけどたわわになるといとおしく、持ち帰って植えたのです。

でもそんなに発芽するわけじゃなくて、はえても割と枯れてしまいました。

そんな中で一つだけ育ったのです。でも桜は成長遅いと言いますが、やはりすくすくとは育たない。それでもそこそこ植木鉢では大きくなってきましたが、花は咲かなかった。

あまりそれから見ないようになってましたが、今年、新芽が丸く厚いのでどうかな?と思ってましたが、初めて咲いたのでした。

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もう実がならない木だと思ってたのでうれしいというか、子供の成長を見ているような気になりました。

思えばわたし自身、さいきん元に戻ったかなと思う、そんな健康状態です。

花はわたしから生まれそしてわたし自身だったのかと自分を重ねて感慨ぶかくなってしまった。

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いま時分はモッコウバラがこのベランダまで咲いています。

実はこのモッコウバラの中で鳩が巣作りしてます。それはそれで、ちと困ってます。


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