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改めての自己紹介
こんにちは、番匠カンナです。 主宰する idomorph のサイトを正式オープンしたので、まずはご報告です。 https://www.idiomorph.com そしてこの機会に、自分でも複雑だ…

VR空間デザインの夜明け(VRAAのこと)
※この記事はxRArchiアドカレ(https://adventar.org/calendars/4686)の12月10日の記事です。 2019年の夏、「VRAA」というVR空間デザインコンテストが開催された。 開催…
今後の活動に関するお知らせ!
バーチャル建築家として活動して3年半が過ぎました。
最初の1年は仕事をせずVR空間でただ遊び、次の1年はVR空間デザインを行うようになり、この1年はVRサービスやコンテンツのコンセプト設計、体験設計、各種デザインディレクションなどをするようになりました。
直近だと、東京ゲームショウの「TGSVR2021 App」、DNPの「PARALLEL CITY構想」あたりに深くコミットしていますが、その他
ジオメトリシェーダーでVket5-DCのNodeRingをつくる
先日、バーチャルマーケット5の会場「Default Cube」のUI/UXデザインについての記事を公開しましたが、その中で紹介したNodeRingの制作過程を紹介します。本記事ではDefault Cube(以下DC)の説明は端折ります。
はじめてUnityのジオメトリシェーダーにトライしました。作っていてとてもおもしろかったので、なにかの参考になればと思います。
ジオメトリシェーダーの詳しい解説
デフォルトキューブ XR-UX/UIの試み
バーチャルマーケット5(以下Vket5)の会場「Default Cube」は、展示物を見るという体験を主題とした、XR-UX/UIの尖鋭的な試みだった。
Vketの通常のテーマ会場のように「展示会場を歩いて見て回る」という現実と齟齬のない体験を捨て、強いコンセプトに基づいて専用に設計した特殊なUX/UIだけで成立させたもの、人類が慣れ親しんでいない体験を投げかけるものとなった。だから、良い面も悪
VR空間デザインの夜明け(VRAAのこと)
※この記事はxRArchiアドカレ(https://adventar.org/calendars/4686)の12月10日の記事です。
2019年の夏、「VRAA」というVR空間デザインコンテストが開催された。
開催場所はVRChatと呼ばれるVR空間上、提出作品はもちろんVR空間、審査もすべてVR空間内で完結し、運営もリモートで、オフ会を除けば誰ひとり実空間で会うことなく行われたデザインアワー
バーチャル建築家の1年
[これは悠々自適な生活をしている人ではなく、ただ休憩してる人です]
バーチャル建築家の番匠カンナです。2019年4月26日で、生まれて1年になりました。
こういう「書くチャンス」は面倒がらずに大切にしたいので、こういう人が存在したという記録と、今後も存在するということの宣言のために、ちょっと振り返り記事を書きます。
1) Vtuber期2018年の年初にミライアカリちゃんのVRChat動画を
バーチャルミュージアム・技術編
この記事は「バーチャルミュージアム・思想編」に続く技術編です。
制作にあたってのモデリング、シェーダー、アニメーション、負荷問題について、やったことや悩ましかったことをドバっと書いてみる。
動画だとこんな世界。VRChat用のVR空間はUnityで制作する。モデリングはRhinocerousを使ったのち、Blenderでメッシュ調整・UV展開をしている。
技術編① ワールドモデリング思想編で紹
バーチャルミュージアム・思想編
2019年3月8~10日の3日間、VR空間上で開催された『バーチャルマーケット2』は、VR史に残る人類の挑戦だった。
ここではバーチャルマーケット2(以下、Vケット2)そのものの説明は省いて、私が制作にかかわった展示会場のひとつ、「バーチャルミュージアム」について、思想編と技術編にわけて書き尽くそうと思う。
当日VRChatで体験した人も、まだ行けていない人も、ぜひ読んでみてください!(会場は4月