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【湘南ベルマーレ子ども食堂基金】地域の飲食店のこども食堂化プロジェクト2

【私たちの思い】
いつでも、歩いて行ける範囲に味方がいる社会を創りたい

私は行政機関に勤務し、児童虐待の対応や子育ての相談にのる仕事をしています。

生活困窮でライフライン等が止まり、食事もままならない家庭で過ごす子どもたち、虐待を受けているこどもたちに出会い、生きている意味がないから死にたいという相談を受けてきました。

私自身も幼少期に「あなたに何かがあったら絶対に助けてあげるから言いなさい」と言ってくれた地域の大人に支えられてきたことから、私も「子どもの味方である無敵なおばちゃんになりたい」と思うようになりました。

誰かのことを思うとき、自分の中に誰かの居場所をつくることができます。
私も誰かの居場所になれないかと思い、児童養護施設で働き始めました。

児童養護施設では、虐待や様々な理由から親や生まれ育った地域から切り離されて暮らしているこどもたちに出会いました。

私が出会ったような「何かあったら絶対助けてあげる」と言ってくれる人に出会えたら、こども達はここに来なくて済んだのでは、もっと前にできることがあるのではないか、と思い行政で働くことに決めました。

でも、行政は虐待が起きてからしか関わることができません。

虐待が起きる前にできることはないか。「虐待が起きたら通告」以外にできることはないか。
この葛藤から、地域の一人として日常的に出会い、こどもたちを見守ることができるよう、NPO法人で「こども食堂」を立ち上げました。 

これまでこどもたちや保護者の皆さんからお話を聞きながら様々な事業を立ち上げてきました。
現在は朝食、昼食、夕食のこども食堂を実施しています。

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