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さユりさんの『花の塔』を語りたい

先日、ニュースで、
シンガーソングライターのさユりさんが
亡くなったことを知りました。

私がさユりさんを知ったきっかけは、
リコリス・リコイルのED曲の『花の塔』でした。

リコリス・リコイルのアニメが大好きで、
毎回アニメが終わってしまう悲しさに浸りながらも、この曲を聴くのが大好きでした。

ストーリーが終わって悲しいはずなのに、花の塔のアップテンポなイントロが始まると、ワクワクし、胸が高まりました。

花の塔は、アニメの登場人物のたきなの心情を描いたものになっています。

千束という相棒ができたことによる、たきなの心の変化がストレートに表現されています。


アニメとリンクするだけではなく、アニメを見ていない方にもこの曲をおすすめしたいです。

一人じゃなくて誰かといる喜びや嬉しさ、安心感といった感情に深く共感できる、本当に素敵な曲です。

君の手を握ってしまったら
孤独を知らないこの街には
もう二度と帰ってくることはできないのでしょう

という歌詞を聴いたとき、
「孤独を知らない街」
が、私の住んでいるバンコクとリンクしました。

この曲と出会った頃はバンコクにきて間もない時期で、まさに都会の孤独を感じていました。

田舎から都会に来た身としては、はじめは楽しいこと、心躍る日々の連続でしたが、次第に孤独を感じ始めていて、人の優しさに触れる経験がどんどん少なくなっていったように感じました。

たきなが千束に出会って世界が変わったように、私も人との出会いや触れ合いを大切にしていこうと感じさせられました。


また、ここの歌詞も好きなんです!

いくらでも迷いながら光も影も見に行こう

あえて「影も」と入れているところが素敵なんです!!!

千束となら、辛いこと、苦しいことも乗り越えていける、そんなたきなの強い意志を感じられた歌詞でした。



こんなに素敵な曲に出会わせてくれたさユりさんには、心から感謝の気持でいっぱいです。

ありがとうございました。


読んでくださりありがとうございました𓅓

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