2024 J1#5 川崎フロンターレ3-0FC東京

久々にフロンターレのことでも。
長年サポーターをやっている身、これまでどん底につき落とされたこと数しれずの身からすると、リーグ3連敗なんて、なんてことない。とはいえ、わざわざnoteに書くなんて気にまではならない訳で。こういう機会でもないとね。

今までフロンターレ、色々問題を抱えてきたが、前回鹿島戦の敗戦から2週間空いたのはよかったのだろう。鬼木監督も「リセット」といっていたが、まさに新規蒔き直しとなる1戦だった。

今回、戦前からプラスの要素になってうたのがエリソンの復帰で、これが効いた。攻撃は、パスの時はもちろん、スローインの時には特にエリソンに当てにいく。マークされれいても当てにいく。エリソンがかなりの割合でキープして、チャンスにしてくれるから。たとえつっこんでいって失っても、これまたかなりの割合でセカンドボールがとれる。これがよかった。

もう一つのポイントは、橘田健人のボランチ復帰。健人がまた、即時を含む各所での奪回に貢献。これで、ここまでの懸案だったトランジションがかなりうまくいっていた。

さらにもう一つ。今節はマルシーニョが出場停止で、代わにに遠野大弥が出ていた。そのせいなのかどうか。いつもはあまり前に出ない左SB三浦颯太が、積極的に奥をとる。颯太のクロスが、泰斗の先制を呼ぶことになったし、左サイドでも組立ができていた。

もっとも、一番のよかったところは、最終ラインのがんばり。ジェジエウもよかったが、高井幸大は、仲川のスピードに再三にわたりついていったり、かと思えば、自分で持ち上がったりと、守備だけでなく起点にもなっていた。代表でつかんだことがあったのかもしれないが、やはり使い続けることも大事だと思った。

更に更に。交代で入った二人、山内日向汰と山田新で追加点。これは大きい。特に日向汰の切り返しからのアシストにはしびれた。みんな得点したシンではなく日向汰の方に走っていったのも印象的。

そんな訳で、快勝。もちろんまだ安心できる時期ではない。が、キャプテンの言った通り、ここから始まりだと思わせてくれる内容だった。

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