ブラックアダム
ドウェイン・ジョンソンa.k.a.ロック様主演の、DCユニバースの映画化。このブラックアダム、原作ではヴィランというかアンチヒーロ的な位置付けらしい。先日のスーサイド・スクワッドの面々が近いということか。グランドシネマサンシャインのIMAXレーザーGTで鑑賞。観てみたら、普通に傑作だった。
ヒーローの定義とは?ということを映画の中で言っているのだが、ヒーローはいくら悪い奴とはいえ、普通の人間を簡単には殺さない。しかしブラックアダムやスーサイド・スクワッド(以下スースク)の面々は殺す。その点で両者は共通している。ただ、(この後ネタバレします)、物語的な面では、ブラックアダムの方が優れている。スースクのチームがアンチヒーローだけで構成されているのに対し、ブラックアダムでは彼といわゆるヒーローがチームアップしようとすrことで、確執が生まれるところをちゃんとドラマにしている。もう一つは、クライマックスでブラックアダムが敵に立ち向かうのと呼応して、虐げられてきたカーンダックの人々が一斉に蜂起する。この展開はいいね。これもスースクにはなかったところ。更に言うと、先日の「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」にもなかった。
だがそんなことはどうでもいいかも!なんといってもこの映画の主役はロック様!目つきの演技がたまらないね。WWEにいた頃より当然、演技力はパワーアップしているので、またWWEでも新たなキャラクターでやってみても面白いかと。
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