BE-PAL8月号付録
【ステンレス コーヒードリッパー SOLO】
すでに購入した方もいるかと思いますが、15年以上珈琲を毎日淹れ続けている一応のプロとしてレビューします。
珈琲好き・アウトドア好きなら必ず気になったであろうこちら。
「3枚のステンレス板」からなる珈琲ドリッパー。
携帯性に優れているのでキャンプする珈琲好きは誰でも気になっちゃうよね。
まず先に結論から申しますと、
総評 "70点" !!
厳しくジャッジしました偉そうにプロ視点で。
では解説していきます。
あくまで「個人的見解」です。
珈琲はそれぞれ焙煎士さんの抽出イメージや方法、理論があるものだし淹れることと飲むことを楽しむのが一番なのでひとつの参考程度でね。
まぁとにかく軽いし薄いし携帯性には不満全く生まれないっすよね。
組み立てはそれぞれ「溝」にカチっとはめ込んで組み立てる機構になっていて、自分が試す前の段階で発売直後にレビューしてるYouTube動画も何件か観ていたので簡単でした。
ただ、「個体差」がありそうだなって感想で自分のものは動画で見たものに比べると「ゆるめ」で組み立てには慎重性が求められました。
まぁオマケですし想定内◎
「三角錐」のひとつ穴ですので「円錐形フィルター」がベスト。
購入前からネーミングにある「SOLO」ってのが気になっていたんですけど、
予想通りで「ひとり分」に適したサイズ感でした。
特に自分の抽出スタイルの場合は豆の量もそれなりに多く使うので、
豆の量をそこまで使わずに淹れる方なら2人分でもストレスないかもしれません。
今のところ「ソロ身分」の身としては「ひとり分で満足しておけや」と言われちゃうのも承知ですけど、
美味しさは分かち合いたいものじゃないですか!
明るい未来を信じてテスト抽出も「2人分量」で試しました◎
願いと祈りも込めまして⭐︎
当店の深煎り「DEEP BLEND」を使用してますので余計に豆の量も多く、抽出後半は溢れるかビクビクしながらの抽出でした。
淹れてる感覚ではこれも想像通りでしたが、円錐形に比べると三角形の「角」までお湯が届かないのと、お湯の通り道が狭くなるのが気になりました。
けどまぁ抽出した味を確かめた限り、思ったほど味への影響はなかったように思います。
抽出中で気になったのはドリッパーの加工部分からお湯が垂れてきていたので火傷にはお気をつけを◎
「円錐形」ドリッパーをお使いの方はご存知と思いますがメーカー問わず円錐形ドリッパーには内側に「エンボス加工」が施されています。
自分が使っているKo-No式は特に物理的に計算された長さでの加工がされてあって、これは抽出時に程よく「空気」の道が生まれるような作りとなっています。
そのエンボスが無い分、普段に比べると抽出には少し時間がかかる印象を受けました。
けれども、アウトドア・キャンプに珈琲道具を持参する誰もが嵩張る道具たちに頭を悩ませていることと思います。
ミルやドリップポット、数ある道具の中でスペースを削れる可能性が一番高いのがドリッパーだと感じています。
なのでよりコンパクトに道具を収めたいのなら、全然「アリ」なアイテムだな。
というのが最終結論です。
自分の場合はキャンプでも旅行でも、、
この量の道具を奥に写る木蓋の黒いアイアンボックスに全て詰めて持ち歩くので、次に持ち歩く機会にまだ「ソロ」だったら今回のビーパル付録にチェンジしても良いかなぁ。というセンチメンタルな結論に辿りつきました◎
迷っていてコレ読んで「買っても良いかも!」と感じた方は売り切れる前に書店へお急ぎくださいませ。
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