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雑記集

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雑草という名前の草はない。 雑記という名前の記事もない。
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2018年7月の記事一覧

ひとりにひとつの世界かどうか

ひとりにひとつの世界かどうか

明瞭な発音のためにじゅうぶんな時間を割かず、早口で話す人にでくわすことがあります。ただでさえワンセンテンスに一度は訊き返さないと理解できないくらいなのに、にぎやかだったり、環境音の大きい場所だったりすると、もう絶望的に聴きとれません。

おなじ言語を用いて話しているのに、理解や共有の度合いに差がうまれます。聴きとれない例を挙げましたけれど、ちゃ〜んと聴きとれていても、いまいちあたまに入ってこな

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「わたし」をみる「目」が、かわったら。

「わたし」をみる「目」が、かわったら。

なにかと、外の世界を見ようとしてしまう。観測者になって、知ろうとしてしまう。知ってなにになるというのだろう。なにかとくべつなはたらきをして、売れっ子にでもなれるという幻想に突き動かされているのではないか。そんな自分を、否定することもない。

同時に、自分のことも見ようとする。自分って、どんなやつだろうか。自分を幸せに導いてやるには、どうしたらよいか。自分を幸せにしてやれるのは、自分しかいない。

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Paintrip

「旅」って、自分を塗り替えるものだ。遠くへ行く「旅」もあるし、近所でできる「旅」もある。身近なものがありふれて見えるのは、そのように見ている自分がいるからだ。「旅」は、自分を塗り替える。
#旅する日本語 #碧空