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小麦をやめたらどうなった

美しく健康に歳を重ねる!ブーム中ですね、というか大切なことだし、永遠のテーマでもありますよね。

私も自分自身を振り返ってみて、ここ数年体質が変わって体調もいいし、体重も落ちて筋肉量も増えたし、肌も良くなって(当社比)、なによりずっとずっと悩んでいた冷え性が解消したことについて私なりに検証してみようかな、と思いました。

何度かブログでも書いていますが、私はグルテンフリーの生活をここ3年ほど続けています。ケーキは基本的に手作りですべて米粉と黒砂糖かきび砂糖で作っていますし、パンも生米パンを作っています。パスタは大豆や玄米から作られたものを食べますし、ピザも米粉で手作りしています。と同時にアルコールフリーでカフェインレス。シュガーフリーについてはまた別の記事で書きたいと思います。

グルテンフリーが認知されてる

数年前と比べてグルテンフリーの食品がそこらのスーパーでも買えるようになりました。米粉なんていまやどこにでもあるし、こめ油も簡単に手に入ります。イタリアのようなパスタ、ピザといった小麦中心の国でも小麦アレルギーの人が30%もいるということがわかっていますから、グルテンフリーに関しては世界的にも一定の理解が進んだのでしょうね。

食べ物の中には依存物質が含まれているものが多くあります。原材料表示でアミノ酸とかかれるグルタミン酸が食材の旨味を引き立たせる代わりにとても強烈な中毒性があることや、シュガーフリーと謳った食品に砂糖の代わりに入っている果糖ぶどう糖液糖や人工甘味料がいかに脳を騙し、じつは甘いものがもっと摂りたくなる身体の仕組みを作ってしまうかも、最近の研究によって明らかになってきています。

小麦のグルテンはアレルギーを引き起こしますが、グリアディンという小麦に含まれるタンパク質は食欲を刺激し、食後に高揚感を引き起こすのでもっともっと小麦製品が食べたい!と脳が求めてしまうということについてもわかってきました。

そのため、グルテンフリーを始めた当初は誰でも気分が不安定になったり、頭がぼんやりしたり、お腹が鳴るほど強い空腹感に襲われるのですが、これはすべてグリアディン不足から起きる現象で、まさにコカインやヘロインの麻薬常用者が麻薬を止めたときの禁断症状と一緒なのです!

実際に小麦をやめたらどうなった

私の実感としては最初の10日間は本当に辛いですね。なんでこんなことやってるんだろうと後悔もします。でもそのうちに抜けるんです。すーっと抜けちゃうんです。面白いことに、一回小麦つまりタンパク質グリアディンが抜けちゃうとね、パンを食べたくなくなるんです。

そしてさらにしっかり抜けちゃうと、小麦製品を口にすると、身体が重い感じになったり、頭がぼーっとしたり、眠くなったりするんです。止めてみるとわかりますよ。身体の反応は正直ですね。


胃腸の不調はどこへいった

パンが大好きでお昼は地元のパン屋さんで毎朝サンドイッチを買い、帰りにも学校の近くの小さなパン屋さんでクリームパンを買うような高校生の頃からずっと、腹部膨満感や便秘、肌荒れに悩まされてきました。テニスでどんなにカロリーを消費したって痩せません。

ところが小麦を止めた途端、あら不思議!お腹の張りがなくなって、毎朝調子がいいんです。身体も軽くなり、頭もすっきりするようになりました。

さらに小麦が身体に与える副産物である、お腹の周りにつく浮き輪のような脂肪。これが徐々に消えていくのにはびっくりしました。

私達の身体はすべて細胞です。日々口にするものからできています。外見をどんなに整えても口から摂り入れたものにはかないませんねえ。

冷え性はどこへいった

私がグルテンフリーに食生活を変えてから3年くらい経ちますが、驚いたことに万年冷え性で、厚手の靴下を履いた上で湯たんぽがなければ眠れなかった私がですよ、湯たんぽはおろか、靴下もまったく必要なくポカポカした状態で寝ています。

ある日気がついたら冷え性ではなくなっていた、といった方がいいかもしれません。明らかに以前と違うことといえば、グルテンフリーになったこと。そこで少し調べてみますと、人によっては小麦のグルテンが冷え性を引き起こしている可能性があるという記事を見つけました。小麦製品を止めてご飯に変えたというだけで冷え性から開放されたという人がいるという事例も報告されています。

まあこれは人によるようなのですべての人に当てはまるかどうかはわかりません。私の場合は普段でも家の中で靴下を履くことが減り、履いていると暑くなって脱いでしまうこともしばしばです。明らかに体質が変化しているのはわかります。ご自身で試される際にはその点にもご留意くださいね。

グルテンフリーに興味を持たれたら、まずはしっかり調べてから行ってくださいね。食生活がガラッと変わりますから決意も必要です。決意の裏付け、後押しにはこれです!

プロテニスプレイヤーのジョコビッチ選手の本もきっかけにはなりましたが、ガツンと頭に衝撃の一発をくらわされたのはこちらの本 (現在kindle unlimitedで無料配信中)

長生きしたけりゃ パンは食べるな

あまりに衝撃的で「ほんとかいな?」と疑いの目でもみたくなる記述。この本を購入した当初は、まだまわりにグルテンフリーを実践している人は誰もいませんでした。

さらにこの本は単なるグルテンフリーの推奨本ではなく、老けない身体を作る食べ物についての記述も豊富です。

例えば「身体にいいオリーブオイル・ゴマ油は黒い容器のものを選ぶ」の項では

”大切に作られた油は、遮光性の高い瓶に入れられています。よい油を見分けるポイントは黒っぽい瓶に入った安すぎない油であることです”

とあり、低温圧縮で丁寧に作られた良質の油を必要十分に摂取することが私達の身体を柔軟に健康に保つということにも触れています。

非常にわかりやすく項目がわかれていて、何をやめて何をとればいいのかが一目瞭然です。急激なグルテンフリーを目指さずとも、自分の身体に聞きながら、身体が喜び身体が若返る方法の一助としてお勧めです(^o^)

私も今回記事を書くのに読み直してみたら、新書で薄いのに内容がこれほど濃かったことに改めて驚きました。

美しく長生きしましょう(^o^)

さいごまでお付き合いくださりありがとうございました。

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