地方大学生の日常 4日目 川に溺れる

今日はバイトもなかったので川に遊びに行ってたんですけど、友達が川の深いところで溺れてたんです。

近くにいて気づいたのが、僕しかいなくて助けに泳いでいったんですよ。僕は昔、スイミングに通っていたということもあり、中々泳ぎに自信があったんです。

引っ張って泳いでいけばいいと思っていたんですが、実際に引っ張ってみても全く動かないんですよね。ほんとに数ミリくらいしか動かなくて、僕も足がつかなくて、全然踏ん張れなかったんですね。

そして、溺れてる友達はパニックになってて、僕の身体を凄く強い力で、掴んできて、僕の頭の上を、滅茶苦茶に押さえつけたんです。水の中に押し付けられ、全然呼吸できなくなって、僕もめっちゃパニックになりました。あ!しぬしぬしぬ!!!!思いましたね。呼吸ができないんですもんw めっちゃ暴れて振りほどいて、一回呼吸して全力のバタ足で何も考えずに、どうせ死ぬならと思い、息の限界まで背中を押していったら足がつくところにきて、間一髪助かりました。

ほとんど溺れていた場所から移動できていませんでしたが、足の着く場所が近くにあり何とか、運良く助かりました。

僕は、今まで一人くらいなら、引っ張って泳いでいけると思っていたんですが、全くできませんでした。もう一メートルでも足の離れているところが遠くなら、確実に、亡くなっていたと思います。

水難事故の怖いところは、こんなことがあったのにもかかわらず、周りの友達は全く気付いてない所です。溺れる人は静かに溺れる。本当にその通りなんだなと感じました。

年間の水難事故の被害者数は決して少なくなく、皆さんも泳いで遊んだりするときは絶対に油断しないようにしてください。

人って簡単に死にます。このことを身をもって、実感したので今から、全力でいつ死んでも後悔の内容に全力で生きたいです。



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