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「#08私の人生を変えた人」@キャリコンサロン編集部

みなさん、こんにちは!
キャリコンサロン編集部、金曜担当の板橋(@bashiou)です。
第8週目のテーマは「私の人生を変えた人」。

人の出会いって、本当に貴重ですよね。
このテーマを考えるにあたり、いろんなタイミングで、いろんな人に影響を受けていことに気づきました。

生きていくうえで必要なことは稲盛さんから学んだ

私の人生を変えたい人、それは「稲盛和夫」さんです。

稲盛さんと言えば、京セラや第二電電(現KDDI)などを創業し、日本航空(JAL)の再建に貢献された日本、いや世界を代表する経営者。
働くうえで、そして生きていくうえで大切なことを学びました。

きっかけは、「盛和塾」という稲盛さんの経営哲学を学ぶ経営者の集まりがあり、その「福島県」版の立ち上げに事務局として参加したことです。

ど真剣に生きているか?

どんなところに学びがあったかというと、「盛和塾」の中で稲盛さんがお話しをされる時があるのですが、それを聞いていると一つ一つの言葉が心にしみわたるような感覚になるということです。これは私だけでなく、この「盛和塾」に参加する人たちも同じような気持ちだったと思います。

稲盛さんが実際に会社を立ち上げたときに苦労や、経営している中での従業員とのやりとりなどを通して、実際に経験されたことを話されます。実際に経験されている話しなので、理論や考え方だけでなく、実践的。稲盛さんはそれらに「ど真剣」(盛和塾ではこう言います)に取組んでいることが、話を聞く人に届いている証拠だと感じました。

印象的な言葉の数々

そんな稲盛さんが話される言葉で印象的なものがいくつかあります。
「利他の心」
「もうダメだというときが仕事の始まり」
「損得でなく善悪で判断する」
「小善は大悪なり、大善は非情に似たり」

私は、この中でも「もうダメだというときが仕事の始まり」がとても心に残っています。
それは「盛和塾」の福島版を立ち上げようとしたときに、3.11大震災が起こったからです。2011年6月の設立を目指して活動してきたものの、3月に大震災にあい、参加会員の中には廃業に追い込まれる方まで出てきました。特に福島県は放射能の影響などもあり、「盛和塾」の設立も一旦中止か、と私自身は思っていました。
日本中が暗い雰囲気に包まれる中、
「我々、経営者が下を向いていてはだめだ。こんな時こそ前を向く時ではないか。」
そんな稲盛さんのメッセージが福島に届けられました。

「もうダメだというときが仕事の始まり」

そんな言葉に支えられて、当初の予定通り2011年6月に「盛和塾」福島は設立しました。

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稲盛さんの言葉からパワーをもらった

2011年6月2日「盛和塾」福島がスタートし、その日に稲盛さんは福島に来てくださいました。
「災害は神が与えた試練である。人類は試練を乗り越える事により成功へと向かい、発展していった。」
「この震災もその機会として、何とか乗り越えて、更なる発展につなげてほしい」
「燃えるような闘魂で、誰にも負けない努力をすること。そして従業員を幸せにして、社会の発展に寄与してください」
と、励ましの言葉を頂きました。

このような経験を通して、私の人生は変わりました。
まだまだ道半ばではありますが、これからもど真剣に、誰にも負けない努力をしていかなければ!と決意を新たにしました。
稲盛さん、ありがとうございました。


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