ショートケーキ屋さん ー 創作詩27

あまくて可愛いピンクの苺は
ケーキの主役にぴったりだ

花柄ワンピースを着た少女を
ふかふかのソファーに座らせて
今日は君が主人公だと伝える

ほんと?
とってもうれしいわ

まだ幼さの残る彼女は
照れくさそうに、
それでいて大層嬉しそうに笑う

彼は
妹を見守る兄のように少女を見つめ
そっと、彼女の頬を撫でた

うん、とっても美味しそうだ


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