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3/22 FOMCに注意❗️

あいさつ

兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資4年目/テクニカル4割/ファンダ6割/兼業トレーダー/ファンダを勉強中でnoteはアウトプットの場として活用中❕

ファンダメンタルズ

昨日の値動き


米株指数↗️米金利↗️ドル↗️円↘️ユーロ↗️
ポンド↘️豪ドル↘️ニュージー↘️カナダ➡️原油↗️

株式市場:銀行セクター問題が解決に向かっているとし、銀行株を中心に買いが入ったので株式市場は続伸しています。SP500は節目の4000ポイントを回復し定着できるのかに注目で、NASDAQは引き続き強い事から13000ポイントにのせられるかに注目です。13000ポイントにのせると年初来高値を更新します。

SP500 日足
NASDAQ 日足



国債市場:アメリカの国債は続落しているので、利回り(金利)は上昇しています。2年債利回りは4%を回復し、値動きの荒い日が続いています。今日のFOMCでどういった動きを見せるのか、今後のトレードで大事になってきます。

為替市場:ドルが上昇しドルストレートはユーロとスイスフラン以外は下落しています。円は最弱通貨になりましたのでクロス円は全て上昇しています。ドル円は上昇し132円を回復しています。ユーロが買われたのは、先週のリスクオフの巻き戻しが強まったことが背景にあげられます。

原油:ロシアが原油減産を6月末まで続けると明らかにしたことで、原油は上げ幅を拡大しています。先週末はテクニカル的にやや売られすぎの水準に達して、今週はここまでより戻しが起こっています。



ECBメンバーの発言

 次回(5月)のECBでは、0.5%利上げがほぼ確実視されていましたが、銀行関連の破綻によって状況は大きく異なっています。タカ派のオーストリア中銀、ホルツマン総裁は0.5%利上げについての問いに対して[その可能性は排除しないが、必ずしもそうなるとは断言しない]と答えています。同総裁はあと3回0.5%利上げをすると示していましたが、状況が変わってきていることが確認できます。

 他にもラトビア中銀、カザークス総裁は利上げについて、終了してない見方を示しインフレは高水準だと指摘しています。ただ他の発言には[現在の不透明性は極めて強い、次回の決定がどうなるか断定はできない]と曖昧な回答をしていました。

見解と考察
 インフレ率が低下基調にあるものの、まだまだインフレ率は高く、銀行破綻問題を理由に利上げを止めればインフレ率は再び再燃し、さらに混乱を招く可能性が高いです。
 ECBメンバーの中では利上げについて意見が割れ始め、ギリシャ中銀のストゥルナラス総裁は[利上げは過去の話]とハト派姿勢を見せています。

 不透明さが続く中で、個人的には次回の利上げ幅を0.25%に縮小し、利上げは続くと思っています。


RBA議事要旨は利上げ停止へ

 今月7日の金融政策では、[インフレは高く、労働市場も極めてタイト]とし0.25%利上げを実施しました。昨日発表された議事要旨は[利上げを停止すれば経済見通しを検討し直す時間的余裕が持て、次回会合で利上げ停止の根拠を再検討することができる。どの時点で停止することが適当かはデータと、政策委による経済見通しの検証結果次第]と据え置きを示しました。

 銀行セクターの問題で議事録の内容自体は古くなったものの、市場の反応は豪ドル安になっています。

見解と考察
 カナダ中銀に続き、オーストラリア中銀でも利上げ打ち止めになり、いよいよ世界的に利上げフェーズのクライマックスに入っています。多くの国でインフレ率が落ち着いて来ましたので、次は利下げがいつ行われるのかに焦点が集まっています。

 ちなみに今日のFOMCについては一つ前の記事に書いてありますので、そちらをご参照下さい。


注目の通貨ペアEUR/USD

保有中ポジション(L)
1.0690,1.0601,1.0597

週足

本日の朝一に約定レートの悪い3枚を利確しました。平均値幅はプラス65ポイントで、残りの3枚は建値にストップを置いて静観します。Twitterに質問を頂きましたので4時間足の所に考え方を書きます。
週足のトレンドラインと20SMAに支えられて上昇し、再び月足のトレンドラインをブレイクしています。MACDはデッドクロスを否定し、雲を上抜いているので上昇方向への動きが強いです。今日のFOMCで再び1.10を目指す展開になるのか、それとも反落するのか注目です。

ユーロドル 週足


日足

安値と高値を切り上げて4連騰中。BBはエクスパンションしているので逆張りは禁物。雲をブレイクすればさらに上昇方向への勢いは強くなる公算が高いです。MACDは上向きです。

ユーロドル 日足


4時間足

質問の内容は[約定してから150ポイント逆行したのになぜ損切りしなかったのか]私の考え方としてはエントリーはファンドが根拠で、入ったところに銀行破綻で急落しました。損切りしなかったのは一過性の値動きだと思っていた事と1.0540でしっかり反転した事が損切りしなかった理由です。1.0540は過去にサポートされているラインです。
ナンピンという形でポジションを増やしたのは青の矢印のピンバーを見て上昇への確信が持てた事です。そこで安値を割り込むようだと損切りになっていました。あと、一番大事なのは普段よりロットを落としていたのが耐えれた理由です。

ユーロドル 4時間足



※トレンドライン見方
月足→赤色
週足→黄色
日足→水色
4時間足以下→紫色


ひとこと

FOMCに向けて半分は利確しています。いくらロットを落としているとは言え、ポジションが軽いに越した事はありません。建値にストップを入れたのでFOMCに向けて準備は出来ました。今回は乱高下が予想されますので、十分に気をつけて下さい。明日もFOMCについてシェアしていきたいと思います!

今日の注目指標


16:00→イギリスCPI
総合 前回10.1 予想9.9
コア 前回5.8   予想5.7

27:00→FOMC
予想利上げ0.25%

27:30→パウエル議長発言

それではまた明日(^∇^)

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