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6/1 テクニカル分析 ドル円・クロス円

USD/JPY

月足
フィボナッチ(2021/01/01安値〜2022/10/03高値)の半値戻しで反転してからは上昇が続いており、安値も切り上げているので上への圧力は強いです。ただ、140円のキリ番はマーケット参加者なら誰もが意識しているラインで、フィボナッチの23.6%もあります。今月で、ここもブレイクするとなればもう一段上げてもおかしくありません。また、先月に頭を抑えていた10SMAもブレイクしているので、次はサポートされるのか注目です。MACDは、デッドクロスしてから横ばいです。

EUR/JPY 月足


週足
三角持ち合いをブレイクしてからの上昇スピードは早く、あっという間に140円をタッチしました。円がここまで売られているのは、海外の大口が日経平均を買うためのヘッジ売りと、もう一つは日銀が政策変更をしてこないとみている投資家が多いので売り込まれています。ドル円が下がる為には、日銀は期待が薄いので考えず、日経平均の上昇が止まらないとドル円の下落トレンドは期待できません。売るなら日経平均も見ながら考えたほうが良さそうです。テクニカル面は雲の中で推移が続いており、安値を切り上げているのとBBがエクスパンションしてるので売る事はできません。また、移動平均線も上向きでパーフェクトオーダーになっているので、環境認識してとしては誰がどう見ても上です。強烈なファンダが飛んでこない限りは個人的には売る事はできません。

EUR/JPY 週足


日足
日足へ下がると、調整の売りが続いています。MACDはデッドクロスし今週に入ってからは高値を切り下げています。ただ、ウィークリーのpivot付近で推移が続いており、今週に入ってからは大きな動きがありません。今週末は注目されている経済指標が多いので、経済指標で動く事が期待されています。ドル安のファンダが飛んでくれば、200SMA(137.20)付近がターゲットになり、ドル高のファンダが飛んでくれば、142円を目指す展開になりそうです。

USD/JPY 日足

EUR/JPY

月足
コロナショックの安値からひたすら上昇が続いています。200SMAは横ばいですが、10、20SMAは上向きで、BBもエクスパンションしています。ただ、月足なのでテクニカルが効くかどうかは分かりませんが、大枠は上です。昨年の終わりから今年の頭にかけてMACDがデッドクロスに向かってましたが、否定して上昇を続けているのでかなり強いトレンドです。ただ、三角持ち合いの上限に到達しているので、ここから更に買いが続くのかは分かりません。どちらに行くにしてもファンダ待ちの場面です。

EUR/JPY 月足


週足
MACDがゴールデンクロスしてからは、雲にもサポートされて早い流れで上昇しています。高値停滞しているのは月足のトレンドラインに抑えられているのが原因です。ただ、BBは以前エクスパンションしているのと移動平均線は全て上向いているので、急いで売る必要は無いかと思います。

EUR/JPY 週足


日足
2022年の10月から下降チャネルが引けますが、ドル円同様ブレイクしてからは上昇の流れが早く推移しました。今は高値停滞中でダブルトップを作っており、売りを持つなら146円を割ったタイミングかと思っています。ただ、146円付近は雲があるのですぐにブレイクはしなさそうです。MACDはデッドクロスしているので、上昇する方が厳しそうなチャートです。

EUR/JPY 日足

GBP/JPY

月足
月足の上昇チャネルと下降トレンドラインが引ける中、三角持ち合いを上にブレイクし、さらに上昇チャネルをブレイクしました。ポンド円の174円水準はユーロ円だと150円で、ドル円だと140円と連動してそうです。なので、上へブレイクする時は大きな円安になる必要があります。BBはエクスパンションし、MACDはゴールデンクロスをしているので、175円がレジスタンスにならない限りはもう一段上げてもおかしくありません。

GBP/JPY 月足


週足
週足のチャネルの中で上昇が続き、BBもエクスパンション、またMACDもゴールデンクロスをしてから上向きが継続しており、強い事が分かります。更には年初来高値の更新が続いています。しかし、この水準は新規でポジションを持つより、利益確定のゾーンなので、新規でポジションを持つつもりはありません。まだまだ、上昇余地はありますが、懸念材料としては174円にレジスタンスされてダブルトップにならないかが不安です。もし、174円でレジスタンスされれば170円まで戻す公算が高いです。

GBP/JPY 週足


日足
三角持ち合いをブレイクしてから、上昇の流れは早く、ジリ高のためBBが大きくエクスパンションする事はありませんでした。上昇の中でMACDが何回かデッドクロスしていますが、10、20SMAに乗って上昇継続中です。移動平均線は全て上向きかつ、パーフェクトオーダーなので、安易に売れば焼かれるチャートです。

GBP/JPY 日足

AUD/JPY

月足
三角持ち合いの中で推移し、コロナショックのときに付けた安値から引けるフィボナッチの23.6%付近にいます。去年、月足トレンドを根拠にトレードしましたが、また96円ぐらいまで来れば売っても良いと思っています。ただ、AUD/USDを見た時にそこまで上げられる感じは無かったので、しばらく横ばいが続きそうです。MACDは去年、デッドクロスした所から下向きが続いており、ドル円やポンド円、ユーロ円と比べて過熱感は薄いです。売るならAUD/JPYは頭に入れておきたい所です。

AUD/JPY 月足


週足
上昇チャネルの中で推移しています。一回は下にブレイクしたのですが、すぐに戻ってきて、安値を切り上げて再び上昇中です。ただ、雲の中で推移しているので方向感は出ていません。MACDはゴールデンクロスして、上向きですが上昇が強いかと言われれば、そこまで強くないです。

AUD/JPY 週足


日足
200SMAがかなり効いている事がわかります。他のクロス円に比べて上昇がそこまで強くないのは、もちろんファンダの関係もありますが、テクニカル的にも弱いです。BBはスクイーズに向かっており方向感が出ない中、MACDがデッドクロスしていますし、売りが優勢かと思います。ただ、安値を切り上げているので、売るなら雲や日足のトレンドラインを下にブレイクしてからになると思います。逆に上へブレイクすれば、200SMAを基準にロングしていきたいと思います。

AUD/JPY 日足

CAD/JPY

月足
コロナショックから引けるフィボナッチの38.2%が意識されており、そこから20SMAにサポートされて上昇しています。MACDがデッドクロスしましたが、円安が続いているので、年初来高値を更新しました。ただ、BBはスクイーズに向かっており、ここから昨年の高値を更新して、BBが再びエクスパンションする見込みは薄いです。

CAD/JPY 月足


週足
雲の中で推移していますが、上昇チャネルに乗っています。最近の円安で再び移動平均線がすべて上向きになっているのとMACDがゴールデンクロスしてから上向きなので、もう少し上昇が続きそうです。

CAD/JPY 週足


日足
上昇チャネルに乗っているのと200SMAをブレイクしているので、短期的にも強い事が分かります。MACDはデッドクロスしていますが、200SMAを20SMAがゴールデンクロスしているので、MACDのデッドクロスは、高値停滞の時に起きる現象です。方向感的には他のクロス円同様に上で良いと思います。

CAD/JPY 日足

まとめ

クロス円はドルストレートとドル円の掛け算なので、テクニカル分析しましたが、あまり当てにはしていません。ただ、円安トレンド中なので短期でやるなら、AUD/JPY以外はロングです。クロス円の大枠は下とみているので、ドルストレート同様に今はやる時期では無いかと思います。円高トレンドが来た時に資金を残せておけば、今トレードしない分も一気に賄えるかと思います。ただ、私自身はクロス円をほとんど触らないので、やるとしたらドルストレートかドル円かな〜?って感じです。

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