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7/20 イギリスのインフレ期待は低下

あいさつ

兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資5年目/テクニカル4割/ファンダ6割/兼業トレーダー/ファンダを勉強中でnoteはアウトプットの場として活用中❕

ファンダメンタルズ

昨日の値動き


SP500↗️NASDAQ↘️US金利↘️USD↗️JPY↘️
EUR➡️GBP↘️AUD↘️NZD➡️CAD↗️OIL↘️

株式市場:大きな材料がない中、イギリスのインフレ鈍化が示された事が波及し、SP500は小幅に上昇しました。個別銘柄ではネットフリックスの決算発表をきっかけに下落し、ハイテク銘柄で構成されているNASDAQにも影響し小幅に下落しました。

国債市場:10年債に買いが入ったので利回りは低下し、2年債は少し売られたので利回りは上昇しています。逆イールドの幅が100ポイント以内で推移していたのが、再び100ポイント以上拡大しています。

為替市場:ドルは今月1番の上昇ペースとなり、円は売られました。ポンドはイギリスのCPIで鈍化基調にあった事から下落し、4ヶ月ぶりの大幅安になりました。ドルストレートは、ほとんど下落しクロス円はほとんど上昇しています。ドル円は先週の安値から230ポイントを回復し、140円目前のところまで来ました。

原油市場:アメリカの在庫統計で需要の引き締まりが示唆されましたが、ほとんど材料視されず下落しました。



イギリス消費者物価指数

 イギリスのインフレ率は一時、二桁台にまで昇りましたが、利上げによって徐々に落ち着いて来ました。しかし、依然としてインフレ率は高く、前回のBOEは引き締めペースを早め、0.5%利上げを実施しました。利上げの効果はすぐに現れるものでは無いのですが、今まで利上げをして来た効果がどのぐらい現れているのか注目です。結果は以下のとおりです。

総合 前回8.7% 予想8.2% 結果7.9%
コア 前回7.1% 予想7.1% 結果6.9%

 結果を受けてマーケットの反応は大きくポンド安になりました。利上げの効果で幅広く減速しています。

 今回の発表でインフレ率の低下は見えていますが、物価高と景気後退が同時進行する、スタグフレーションの懸念が出ています。イギリスの金利は非常に高く、高い金利を出さないとお金を借りれないイギリス中銀にとって、スタグフレーションが更に進むと深刻な問題になって来ます。次のBOEやベイリー総裁の発言に気を付けながらポンドはトレードした方が良さそうです。


トレードプラン AUD/USD(L)

保有中ポジション→なし

週足

 中国の景気が回復しない事はオセアニア通貨にも波及しています。一昨日の突発的なNZDの下落は中国の影響を受けたと解釈しています。また個人的に狙っているAUDも影響を受けているので、ドルストレートの中でオセアニア通貨が、ちゃんとした押し目をくれると思うので、ロング目線は変わっていません。大枠な目線はドル安なのに加えて、DXYも節目の101ポイントをしっかり割ってきているのでドルを買い向かう事は出来ません。
 テクニカル面は先週付けた大陽線で、レジスタンスされていた雲の下限やSMAをブレイクし、雲の中で推移しています。流石に雲を一気に上抜ける事は出来ませんでしたが、ファンダ的には時間の問題かと思います。BBはエクスパンションに向かっていたのですがスクイーズ気味で、MACDはデッドクロスを否定して上向き継続です。

AUD/USD 週足

日足

4営業日で続落しており、下髭を追いかけて下落しているので、ここ数日は売りが強まっています。黄色のトレンドラインにサポートされている内は、押し目を狙える展開になっています。0.6750前後に3枚、指値をセットし0.670を割ってきたら一旦損切りになるかと思います。MACDがデッドクロスに向かっているので完成させると雲行きが怪しくなります。

AUD/USD 日足

4時間足

雲の上限にサポートされていますが、薄い部分なので下にブレイクするかもしれません。ただ下にブレイクしても200SMAや黄色のトレンドラインがあるのでサポートされそうです。高値を切り下げているので、紫のトレンドラインを上抜けた時は成行でロングしていきたいと思います。

AUD/USD 4時間足



※トレンドライン見方
月足→赤色
週足→黄色
日足→水色
4時間足以下→紫色

まとめ

途中にも書きましたが、イギリスのインフレ率が落ち着きつつあるので、今後の要人発言に注目です。

今日の注目指標

21:30→米新規失業保険申請件数

それではまた明日(^∇^)

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