3/28 ECB理事がタカ派発言
あいさつ
兼業トレーダーのBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資4年目/テクニカル4割/ファンダ6割/兼業トレーダー/ファンダを勉強中でnoteはアウトプットの場として活用中❕
ファンダメンタルズ
昨日の値動き
米株指数➡️米金利↗️ドル↘️円⬇️ユーロ↗️
ポンド↗️豪ドル↘️ニュージー↘️カナダ↗️原油↗️
株式市場:銀行関連の問題が和らぎSP500は小幅に上昇し、ハイテク銘柄中心のNASDAQは下落しています。銀行株が持ち直すのに伴い、相場を支えてきたテクノロジー株から資金が流れる展開になりました。
国債市場:5月の利上げ幅(0.25%)の確率が上がったことで、国債の利回り(2年債)は上昇しています。また、昨日は10年債利回りも上昇していますが、依然として逆イールドは続いており、リセッション懸念は和らいでいません。
為替市場:円はリスクオフの巻き戻しで独歩安になりクロス円は全て上昇しています。ドルも下げましたので、為替の相関的はリスクオンになりました。ドルストレートも上昇しています。ドル円は先週130円を下回るも、昨日は一時131.70を付けました。
原油:銀行関連が和らいだことは、原油市場にも波及し大幅反発しています。他にもトルコの供給障害などが支援材料になりました。
要人発言
・BOEベイリー総裁は[インフレが長続きすれば追加利上げが必要]や[数ヶ月以内にインフレ率が急低下する]など、先週述べた発言と特段変わってることはありませんでした。
・ECBシュナーベル理事が今月の政策会合で[一段の利上げがあり得る!と文言を盛り込むように]と主張していたことが明らかになりました。実際のラガルド総裁の声明はここまでタカ派な事は言わず、波風立てない言い回しをしていました。今回の声明で5月4日のECBは0.5%か0.25%のどちらかで利上げをしてくるのか注目が高まっています。
注目の通貨ペアGBP/USD
保有中ポジション→なし
週足
先週の上髭を追いかける形でスタートしています。まだ週足なので確定していませんが、高値更新までしてくると流れはドル安です。ただイベントも少なく、月末フローもあると思うのでこの流れに、付いて行けません。このまま上値が伸びても1.24はレンジの上限なので、短期的には戻り売りを狙う方が、良いかもしれません。
日足
BBがエクスパンションしてますし、先週の高値を追いかけて上昇しているので買いが強いです。レンジの加減には200SMAがあるので、1.190付近で押し目が出来れば最高ですが、ここまで落ちるには、大きいファンダ要素が必要です。今週は特にイベントもありませんし、よっぽどの要人発言がなければ、大きく動かないので静観するしか無さそうです。
4時間足
トレンドラインや20SMAをブレイクするも1.2200でサポートされて戻っています。また、下には一目の雲があるのでテクニカル的には上昇局面です。押し目買いするタイミングが難しく、取引できる通貨ペアではありませんね。今日の夜にめぼしい通貨ペアがあれば、明日シェアして行きたいと思います。
※トレンドライン見方
月足→赤色
週足→黄色
日足→水色
4時間足以下→紫色
ひとこと
ECBシュナーベル理事はもともとタカ派でしたが、ここまでタカ派な発言をしているとは知りませんでした。ECBもBOEもインフレ率がまだまだ高く、利上げしていく余地は十分にあると思っています。ただ足がかりになっているのは、どの国も銀行セクターで、破綻しても大丈夫な対応が一段とはっきりすれば、面白い展開になりそうです。
今週の前半はイベントが少なく、月末フローで大きく動くかもしれませんが、大きく動いても一過性の流れになる可能性が高いので、付いて行こうと思わないです。一応、要人発言は毎日あるのでそこだけ気にしながらやっていこうと思います。
今日の注目指標
13:00→日銀黒田総裁
17:45→BOEベイリー総裁、BOEラムスデン副総裁
22:15→ECBラガルド総裁
23:00→FRBバー副議長
それではまた明日(^∇^)
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