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きっかけ

35歳になった。
大学を卒業してから12年も経つというのに、大学を卒業したばかりの後輩にいまだに親近感を覚える。もちろん後輩はボクのことを同世代とか同じカテゴリーなんて思っちゃいない。
そりゃそうだ。
結婚して6年が過ぎ、娘と息子が我が家を選んでくれて4人家族で暮らしている。
自分が20歳そこそこの時には、家庭を持っている人やそれこそ30半ばの人をとても大人に遠くに感じた。
あの頃、理想に感じてた30半ばの師匠たちに比べれば、とんでもなく幼いけれど。

さて、20代の頃は、特に子どもが生まれる前は
本当に遊びまわっていた。
山に沢に海に雪に、自然の中で仲間たちと遊ぶ楽しさを知ってしまってからはやりたいことが溢れすぎて、欲張りだなと思うくらいいろんな経験をした。

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しかし結婚して子どもが生まれ、優先順位が変わった。子どもといたい。家族の時間を大事にしたい。
これは子ども想いとか、イクメンとか、そんなことではなくて、ただただ自分のエゴだ。
子どもがそばにいてくれるうちに、子どもが抱きついてくれるうちに、そばにいなくちゃあとで絶対に後悔する。損したと思う。

だから、少なくとも10年間は"仕事ではなく、あとでもできる遊びでもなく、子どもとできることをやる"にフルコミットすることにした。
妻も、かつてはバリバリ仕事をしていたが、子どもと一緒にいたいと思ううちは仕事に出かけなくていいよねと答えを出した。
#専業主婦は本当に大変
#心から尊敬
#ちっちゃなことでもめちゃめちゃ話し合いたいボク
#付き合ってくれる妻
#きっと妻はボクのことを一番上の息子と思っている

この選択は今でも間違いだと思わないし、それでも経済的にも暮らしていけるんだと、自信になった。
#計算上説明がつかない
#摩訶不思議
#暮らせるだけのお金をくれる会社に感謝


さぁ、しかしだ。
ここ最近自分の中で湧き上がる湯気のようなものを感じるようになった。

遊びたーい。遊びたーい。自然を感じたーい。

新しいことしたーい。挑戦したーい。刺激がほしーい。

どうしましょう。まだ子どもは全然そばにいてくれそうだし、ボクは損したくない。
でも湯気がモクモク登ってくる。

そんな中、見つけた企画。


『わたしのこめ』

うん。
これなら出かけなくても自然とつながれる。仲間と繋がれる。子どもと一緒に楽しめる。
そして、湯気のモクモクのひとつがこのnoteです。
#書いてみたーい
#なんかイケてる人みんなやってるし


地球の百姓ほりけんと、

情熱的アウトドアママライターきょんちゃん(ボクらのアイドル)

にリスペクトを示しつつ、
アパートのベランダで、バケツ稲はじめまーす。
果たしてバケツで稲は育つのか。
このnoteはちゃんと続くのか。

米育てと子育てとたまに自分育ちの記録。
どうぞよろしくお願いします。


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