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人工過密地域での正しい過ごし方

翌日も首都でまったりとした1日を過ごそうと画策していた。起床後先ずは行きつけの珈琲タイムスでモーニングを頂いた。首都の中でも特に人が多くてうんざりする新宿ではあるが、早朝に行けば隠れ家にできるような落ち着きのある空間を共有して貰える。ホットドックを頂く。隣席の会話を盗み聞きする。日本人だけでなくワールドワイドに様々な人が所狭しにいる。この旅においても感じたが首都に向かう際の飛行機、そして現状において日本人の無口で無表情と言われる所以がわかる。また場所柄の影響か、クリエイティブな会話も飛び交う。自身の価値観をお互いに共有し合う行為を全く関係のない第三者の私が聞く。決して今後の人生でも会話の主とは交わることはないからこそ、赤の他人の話を聞くというのは何だか不思議な感じがする。
だからこそ喫茶店に来て、イヤホンをつけて自分の世界の入ってしまう人をあまり理解できない。珈琲を飲むだけでなく、合わせて店内にかかるBGMと周囲の雑音も聞いて欲しいと思う。今後の人生で全く役に立たないから。

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