2021/10/22

先週までは地球温暖化をヒシヒシと感じさせるような茹だる暑さがあったにもかかわらず、居眠りを続ける秋をすっ飛ばして、冬が顔を出してきやがった。夏が暑ければ暑いほど、比例して冬も寒くなるという話をどこかの誰かから聞いたことを思い出しつつ、ホットココアが体を芯から温めてくれるあの感覚に愛おしさを思い出す今日この頃。そんな日々の暮らしの中でも俺の服装の一番下には半袖を仕込んでいる。それはバンドTで溢れかえって、着なきゃもったいないとかその他色々思惑はあるが、何せ公共空間のモアっとした暑さが嫌いだからだ。先述した夏の直射日光100%の暑さも嫌いだが、変に厚着した状態で電車やショッピングモールにいて、暖房をガンガンに効かせた状態で過ごす暑さも同様かそれ以上に嫌いだ。むしろまだ太陽直射の方が気持ちのいいくらい汗をかけるから幾分かマシだ。その感覚は僕だけなのか。なぜ他の人は建物内や電車に乗る際に上着を脱がないのか。そのままで居続けられる精神のタフさに驚く。人に横目で見られても俺は関係ない。例え小学生が何者かに課せられたように年中半袖いる奴と同じように思われても構わない。俺はそのくらい気合を入れながら、半袖姿でホットココアを飲む。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?