バナナヨーグ

今の自分にできる事が、これしか思いつきませんでした。これが仕事になれば良いななんて思っ…

バナナヨーグ

今の自分にできる事が、これしか思いつきませんでした。これが仕事になれば良いななんて思ってます。善処します。

最近の記事

神はどうやら死んだらしい

きっと他の人が聞いたら,何だそんなの誰でも思ってることだよ。なんて言われてこの話はこれ以上前に進めることは出来なかっただろう。ここにこうして文字を走らせることができるのはそれでも、自分の中では折り合いがついてないからなのだと確信している。 最近は仕事もうまく行っていた。ほとんどの仕事に関わり,新しいことを学ぶ機会は減ったもののお給料もミミズの涙ほどではあったが少し増えた。嬉しかった。早く帰れる日もちらほらと出てきた。嬉しかった。ただ、刺激というのはほとんどなくなり。まさに腐

    • 「だがし屋の奇術」あらすじ

      これはとある町のとある駄菓子屋のお話。でもその町はどこか普通の街とは違っていた。そんな町で駄菓子屋を営むのは不思議な力を巧みに使う主人公モヤ。モヤには体がなく、いつもふわふわとしていてどこか頼りない部分が多いが、いざという時には誰よりも信頼できる店主であった。だがそんなモヤにも別の顔が。奇術をつかってモヤは一体何と戦うのか。何を隠しているのか。駄菓子屋を中心にお悩み相談から町の危機まで何でも解決。出会いと別れを大切にした日常アクション物語。 駄菓子屋なのにアクション多めです。

      • 「だがし屋の奇術」第3話

        モヤには子供の頃の記憶はない。生まれた時からすでにある程度のことは理解できていたし、どういう時に何をしたらいいのかという事もある程度わかった状態で作られた。だから、本来子供が親に世話をしてもらう過程で知るはずの愛情であったり、時には叱ってくれる厳しさのようなものは知らずにここまで生きてきた。モヤはそういった物に飢えていたからこそ,3人の子供を作ったのかもしれない。ただ、3人との生活から日々得ることのできる尊さや充実感こそ,モヤ自身にも生み出すことのできない経験という積み重ねの

        • 「だがし屋の奇術」第2話

          駄菓子屋を出て、歩き出したモヤと3人は改めて手紙についてモヤに質問を続けていた。「そもそも誰なんです、昨日の手紙を書いたのは。」サラサラは普段モヤとは過去の話をしないせいか、興味を持っていた。「寺のお婆さんだよ、普段は手紙のやり取りなんてしないんだけど、最近顔を出せていなかったからね。しびれを切らせて送ってきたんでしょ。」モヤはいたずらをした子供のようにそう言い、この人はわざと行かなかったんじゃないかとサラサラは心の中でそう思った。「あとどのくらいですか。」しばらく歩いたにも

        神はどうやら死んだらしい

          「駄菓子屋の奇術」第1話

          夕方になると空はいつも赤くなる。学校を終えた子供たちは空きかけたランドセルを背負い、曲がり角から車が飛び出してくるかもしれないなんて考えもせずに無邪気に笑い走っている。ネギのはみ出た袋を持ったご婦人が、八百屋の大将と世間話に花を咲かせ、そこにたまたま通りかかった近所のおばちゃんも加わりニコニコ笑っている。そんな平和な町の中心に異様な空気を漂わせる駄菓子屋が一店。いつからそこにあるのか、誰が営んでいるのか、何もわからないがその町の人は気にも留めない。道の隅に咲くたんぽぽのように

          「駄菓子屋の奇術」第1話

          あと何度、一緒にいられるか。

          あなたは、人の一生がいつ終わるのか考えたことはありますか? 平均寿命はあくまでもまっとうできた時の話で、もし今上から隕石が降ってきたらそこで人生は終わります。 今、大地震が来て瓦礫に埋もれてしまったらそこで人生は終わります。今を、どこまでかけがえ無いものと認識できていますか? 大切な人、気の合う人と次会う時が最後かもしれないと、そのつもりで大切な時間をかみしめてますか? 失うまで気づかないのが人というものですが、失うことがわかっているのなら、かける言葉1つから行動1つまで、変

          あと何度、一緒にいられるか。

          夢を叶えた先にあるもの

          大きくなったらパン屋さんになる。そう初めて思ったのは幼稚園の頃だったと思います。もの心つく頃に、友達の家でしたパン作りを大人になった今でも思い出します。自由に形を変えれて、甘さも好きなだけ変えれて、焼き上がった時のなんとも言えないふわふわとした香りが私は好きでした。 日本はイベントを大事にする国です。お正月、バレンタイン、ホワイトデー、クリスマスなど色々あります。今日で言うと、12月24日なのでちょうど明日がクリスマスにあたります。子供の頃はプレゼントがもらえて、ご飯も豪華

          夢を叶えた先にあるもの

          悩みの種には爆弾を。

          我慢せず、自由に生きていきたいとかんがえたことはありますか?なんで自分だけこんなに我慢しなくてはならないのかと、頭を抱えたことはありますか?周りと比べて、当たり前にある青春やお金がなくて心から色が消えたような感覚になることはありますか? 人生は学生の頃よりも圧倒的に社会人になってからの方が長いものです。しかし、我慢する機会は社会人になってからの方が圧倒的に多いのが現実です。 理不尽に怒鳴る上司。 断りきれない先輩からの誘い。 プライベートも仕事に頭を使う日々。 やりたく無い

          悩みの種には爆弾を。