5/13 上司初心者の部下育成軌道修正

4月に後輩ができて1カ月が経った。
当初から部下というのはしっくりこないので、人間として対等に接する方針でやってきた。

しかし、それだと少しうまくいかない面が出てきた。端的に言うと、後輩が仕事を舐めすぎではと思う瞬間が増えてきた。

そして気づいた。
そうさせている原因の一端は僕にもあるのではないかと。

だから、軌道修正をする。
来週からは、徐々に「上司と部下」の距離感で仕事をしていく。
今日は他の社員と後輩の雑談の中で「給料上がらないですかね～」と言っていたのを聞いて「遅刻を注意しても治らないのに何言ってんだ…？」と思った瞬間、ああ自分に限界が来てるなと気づいてしまった。

そもそも、部下がどういうスタンスで仕事をしたいのかを聞かずに、よかれと思って「言われたことをこなすだけでなく、自分で考えて行動するクセ」をつけさせていた。
極端に言えば、後輩が「会社で座ってて適当に世渡りしてお金が入ってくればいい」というスタンスだったなら苦痛でしかないだろう。

今の会社で言われたことだけをやっていきたいのか、力をつけて自発的に出来ることを拡大していきたいのか。
このあたりを、フィードバックの時間を作る中で確認していきたい。このままいくと意図的に威圧することが必要な局面も出てくる。

色々な感情が渦巻いてはいるが、部下ができなかったら気づかなかったことも多いし、上司初心者として試行錯誤するのも面白い。過去の自分の振る舞いを部長に謝りたくなることもある。

仕事に限らず、他人が自分の思い通りに動くなんて有り得ない話だ。本当に良い経験をさせてもらっているのは間違いない。楽しみながらやっていこう。