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【海の波と市場は同じ】状況は刻々と変化し、小波から大波まで、どうやって乗りこなすか?を常に考える必要があります。波を読み間違えたり、ポジションを間違えると、痛い目に遭うこともしばしば。事前準備を怠ると簡単に突き返されてしまいます。小雨交じりの海でサーフィンしながらふと思いました。

仕事柄、オンラインサポートや電話サポートを利用する機会が多いのですが、ここ数年、オーストラリアのサービスレベルが上がってきている気がします。もちろん、日本の対応と比べれば、まだまだ海外レベルのサービスだな~と感じますが、20年前、10年前と比べて、だいぶストレスが減りました。

経営者の役割をざっくり3つ。①ディレクション(目的地と航路を決める)。②仕組み作り(仕入れ、製造、広告、販売、サポートなど)。③管理(資金調達、運営、環境整備など)。人的資源が少なく、事業規模が小さい場合、人とIT(AI)の領域を明確にして、できる限り自動化することがオススメ。

貿易や海外事業への投資。外国為替の値動きは毎日気になりますよね。ただ、面白いことに、20年以上も「豪ドルVS.日本円」を観察していると、ある一定の傾向が見えてきます。ポイントは年単位で波を見ること。いつの時代も人間の期待値(本質)というのはあまり変わらないんだな~と感じました。

オーストラリアの会計年度末は6月。明日7月1日からは新会計年度。毎年この時期は忙しいのですが、一年の事業成績を見ると反省点が盛りだくさん。eコマースを含むオンライン事業に一点集中する時期かもしれません。特に昨年から蒔いている種が育ってきているので、一気にブーストをかけていきます!

【ビジネスモデルとは何か?】それは企業の収益構造。「商流・物流・情報流・価値の流れ」を図式化したもの。この構造が成り立つために「購入者の課題やニーズをつかむこと」「競合商品との競争に勝てること」「利用者にそれら商品やサービスを適切に届けること」という3つの前提が必要となります。

【誰と一緒に仕事をしますか?】感覚的なものを共有できていれば、モノづくりをする中での食い違いも最小限に減らせますよね。要はスムーズに仕事ができるということ。なので、誰と仕事をするかを選ぶ基準としてはスキルももちろん大切ですが、僕は感覚が合うかどうかも大きな基準の一つだと思います。

【人脈は作るものではない】人脈は作ろうとした瞬間に嫌らしさが出てしまいます。例えばパーティーや懇親会で一生懸命に名刺を配ったりとか。僕は、人脈を無理に作ろうとするのではなく、目の前に出てくる縁を大切にしたほうがよいと思います。人脈というのは、気づくと後ろにできているものだから。

【楽しくなるまでやり抜く!】何かを習得しようとする時、必ず一定の難易度がそこには存在します。ちょっとかじっただけで「難しい」と判断するのはもったい。何でも最初から上手くいかないのは当たり前。どうせやるなら「楽しい」と感じることができる地点に到達するまではトライを続けましょう!

【自分が運が強いと思いこむ】自分が運が強いと思って生きていれば、行き着いた先でどこかから来た話やチャンスも「これは自分に運があるからやれと言われている」とポジティブに思えます。そうやっていくことで、結果的に、大きな仕事やプロジェクトなどに繋がっていくのです。運も自分次第ですね。

実績というのは、はじめは誰も持っていないものです。我々日本人は海外では「外国人」自分もそうです。人の信頼を得るには、コツコツと地道に実績を積む必要があります。相手を無理強いして説得しようと思うのではなく、実績を少しずつ積み上げて信頼を得たほうがいいのです。信頼に国境はありません。

【セレンディピティ(偶然現れる幸運)】現実世界では、あり得ないと思っていたことがよく起こりますよね。ただ「構えのある心」という考え方や「備えあれば憂いなし」ということわざがあるように、発生確率が極めて低い現象でも、なぜそれが起こるのかを考えれば、様々なヒントを得ることができます。

日々の生活を改めて見直した時、我々はほぼ同じ行動を繰り返している事に驚きます。気づきを得るには、意識的に「初めて」を作ること。ちょっとした心がけひとつで、それまで知らなかった世界と出会うことができます。自分の知らない事柄に興味を持ち、発見を楽しむ感度を上げておくことが大切ですね。

【豊富な資源国】オーストラリアの金属資源埋蔵量は鉛、ニッケル、ウラン及び亜鉛で世界最大。しかし、約1~2年前からその勢いを失ってきています。福利厚生、金融、保険、IT技術など、サービス業の台頭です。オーストラリアも他国同様、第3次産業の時代がすでに始まっているということですね。