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オーストラリア

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#海外

仕事柄、オンラインサポートや電話サポートを利用する機会が多いのですが、ここ数年、オーストラリアのサービスレベルが上がってきている気がします。もちろん、日本の対応と比べれば、まだまだ海外レベルのサービスだな~と感じますが、20年前、10年前と比べて、だいぶストレスが減りました。

貿易や海外事業への投資。外国為替の値動きは毎日気になりますよね。ただ、面白いことに、20年以上も「豪ドルVS.日本円」を観察していると、ある一定の傾向が見えてきます。ポイントは年単位で波を見ること。いつの時代も人間の期待値(本質)というのはあまり変わらないんだな~と感じました。

オーストラリアは多民族国家。共通の言語はもちろん英語。ただ、英語が話せるのと、ネイティブ英語は別の次元の話。言葉では説明出来ないのですが、そこには高くて広い「英語」の差が存在。オーストラリアに移民をしてきた、他の国々の人も英語は話せるけど、ネイティブ英語でない人も多くいるのです。

【豊富な資源国】オーストラリアの金属資源埋蔵量は鉛、ニッケル、ウラン及び亜鉛で世界最大。しかし、約1~2年前からその勢いを失ってきています。福利厚生、金融、保険、IT技術など、サービス業の台頭です。オーストラリアも他国同様、第3次産業の時代がすでに始まっているということですね。

オーストラリアは人口約2,500万人程度の市場が小さな国ですが、多民族国家で、世界中からの移民で成り立っています。アメリカを小さくしたイメージ。このような背景から、テストマーケットの国とも言われています。この国で売れる商品はアジア諸国だけでなく、ヨーロッパでも勝算が見込めます。

「Cuppa」これは「a cup of tea」の省略形。1杯の紅茶(お茶)という意味。4語を1語に省略してしまうのはさすがオージー(笑)オーストラリアはもともとイギリスの植民地でした。当時のイギリス人はどこに行っても紅茶を飲みたかったのですかね?ハイティーは今でも人気ですし😊

【オージースラング】「ta」=「thank you」ありがとうの意味で「タ」と発音します。単語を短縮することが大好きなオージーですが、さすがにこのtaは「短すぎ!」だと思いました(笑)。男女問わずにこのスラングは使われています。感謝の気持ちはどんどん伝えましょう。それではta!

【5%】日本企業が海外に進出し起業した際、撤退などでビジネスを止めずに活動を行っている1年間の生存率。調査方法など諸説ありますが、肌感覚的に言ってもあながち間違っていないと思います。この数字を高いと見るか?低いと見るか?いずれにせよ、海外で生き残るのは至難の業だということですね。

【オージー英語】「reckon」は「レコン」と発音し、thinkと同じで「思う/考える」という意味で使います。What do you reckon? など会話でとてもよく使う単語ですが、あくまでもカジュアルな使い方なのでフォーマルな場面ではthinkの方がベターかもしれません。

ここ数ヶ月で一番波が良かったです😊朝日はとても綺麗ですが、朝晩の冷え込みが厳しくなってきたシドニー・・・水温はまだ21度前後。外気のほうが冷たいので海でサーフィンしているほうが温かいです。オーストラリアでは、サーフィンはエクササイズの一つとして扱われている為、朝から混んでます。

【情報過多なデザイン】海外進出支援をしているとよくある「日本企業が陥りやすい」パターンの例。オーストラリアのパッケージは文字が少なく、デザイン性の高いものが多いです。欧米諸国も同じだと思います。ゴミやプラスチック削減の観点から、包装もシンプルなものが受け入れられていますね~😊

【ANZAC Day】第一次世界大戦で戦った兵士追悼の意を表す祝日。ANZACは、Australia and New Zealand Army Corps.の略。今年は、各自が夜明けと共に追悼。街ではろうそくが灯り、The Last Postと国歌が流れ、とても厳粛な朝でした。

一昨日、オーストラリアQLD州での新型コロナウィルスの新規感染者が42日ぶりにゼロなったと発表されました。ABCニュース→https://ab.co/2Vx0Ng2 人口約500万人。ゴールドコーストなどの観光地で有名な州です。オーストラリアの封じ込み戦略、効果がでていますね。

オーストラリアの自然はワイルド。先日の昼過ぎの空。気圧や上空の温度の急激な変化でこのような現象が起きることは珍しくありません。しかし、今は新型コロナウィルス対策のため、不要不急の外出は自粛中。脅かすわけではないですが、神様(地球)が怒っているように見えるのは僕だけではないはず。