年末に続いたうれしいこと
大人になってから友達ができるという感覚が薄れてきている。
友達ができるというよりは話・価値観が合う貴重な人をみつけた、というカテゴリになってくる。
私は転職を何回か繰り返しているので
それぞれの職場で、ある程度仲良くなれる人が数人出てくる。
ありがたいことに。
ただ、そういう人たちとは大抵最初の方は全然話さなかったり
接点がなかったりする。
仲良くなるのは退職が近くなった時期や退職した後、ということが往々にしてある。
これは本当に私だけに訪れる現象なのだろうか。
いや、そんなことはないと思う。
この現象に名前はない。
ただ、要因はわかっている。
自分としては「あ~この人なんかいい感じだな。話して心地よいな」と思うタイミングは早いのだが、
さてはて、「仲良くしましょう!LINEおしえてください!」という勇気はてんで出てこない。
その時の気持ちは「嫌われたらどうしよう」というよりは
「これで仲良くなれなかったら、気が合わなかったらどうしよう」
という気持ちである。
要は失敗したくないのだ。
今まで、「あ~こんなに仲良くなれたんだったら、もっと早いタイミングでこちらからアプローチしておけばよかった」と
何度思ったことだろう。
でも、お互いがお互い探り合っていたのだから仕方ない。
この年末、そんな「私にとってとても心地よいけれど、在職中にそこまで仲良くなれなかった人」
2人から連絡がきた。
正確にはそのうち一人は退職時にLINEを交換したのだ!
涙が出るほどうれしかった31歳。
在宅勤務で家も遠い、そして彼女は海外に飛び立ってしまうので
会うことはかなわなかったが、
いつか会って、いろんな話をしたい。
その日のために
自分がつまらない大人にならないように生きていたい。
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