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#15_USCPA受験録①_共通事項

こんばんは。
今回は、USCPAに関連して書こうと思います。
3科目目のBECが結果待ち、REGも再来月上旬に受験予定とまだ道半ばなのですが、すべて済んでからだと記憶が漏れ落ちてしまう気がするので。
網羅的に情報を載せてらっしゃる方は他にたくさんいらっしゃるので、自分的にピックアップしたいことを書きます。これから受験される方の何らかの一助になれば幸いですし、一緒に合格を掴みましょう!

前提条件

まずは自分の受験開始時の状況ですが、以下の通りです。

会計知識限りなくゼロ。大学時代に教養で簿記入門を取った気が。。
英語力:10年以上前にTOEIC795点。ガッチリ傾向対策したこと考慮すると実力値はTOEIC700点くらいと推察。純ジャパで、リーディングで稼ぐタイプ。専門用語を除けば、概ね辞書無しで問題文は凡そ読めるかな、という感じ。
仕事会計に直接関わったことはほぼゼロ。コンプライアンスに係る内部監査経験は有。
予備校A校。広報が巧みですね、入校した後に他にも2つほど競合があることを認識。
保有資格:CISSP・CISA・CISM。いずれもIT・セキュリティ系の資格のため、USCPA受験に当たってのアドバンテージはほぼゼロ。(BECのIT分野が気持ち楽だったくらい)

現在までのハイライト

時系列をご説明します。エンジン本格稼働に大変時間がかかったことが分かるかと思います。自省も込めてですが、どなたも仰る通り、この資格は短期決戦と心得て臨むべきものだと思います。

2020/06 A校に入校。英文会計入門から元気よく勉強開始。
      2週間程で終えて、息巻いてFARへ。
2020/07 仕事で鬼プロジェクトに遭遇。
       FARの圧倒的ボリュームも手伝って戦意喪失し封印。。
2021/01 年初のモチベーションで勉強再開を決意。
     FARの範囲一巡と出願に必要な単位取得までは行く。
     出願手続き、想像以上の手間に震える。
2021/04 再び鬼プロジェクトに入り、勉強への熱意の灯火が消える。
     コロナ禍もあって3ヶ月要してNTSが発行されるがガン無視。
2021/08 プロジェクトが落ち着く、NTSが10月末期限のため再起動
2021/10 がむしゃらにやってFARを受験。準備不足を感じる。。
2021/11 FAR結果は72点でFailながらあと3点に希望を感じ再挑戦を誓う
2021/12 FAR2回目受験、同月末に結果発表80点でPass、良い年末を迎える
2022/01 AUDを受験、業務経験的に合点がいく部分が多く好きな科目
2022/02 AUD84点で合格、ここで調子に乗る
2022/03 勢いで末にBECを受験
     WCが書けず、準備不足の感が否めないが、ワンチャンを願う
2022/04 REGを緩やかに勉強しつつBEC結果を待つも、結果は72点でFail。。
     楽観思考が過ぎたと大反省し、結果から約2週間後にBECリベンジ
     GW明けの結果にドキドキしつつREG勉強を再開 ← 今ココ

上記の通り、まだ受験真っ最中のところですが、ここまでの過程で特に大事だと思ったことを3点、①時間管理 ②情報収集 ③勉強手法 について書きます。

①時間管理:逆算でスケジュール、それもキツイくらいが丁度よい

どの試験勉強にも言えることですが、先ずは試験日を仮でも設定することから始まります。自分の場合、仕事等を言い訳に延ばしに延ばし、NTSの期限が見えてようやく重い腰を上げたのが実態です。(NTS発行を後回しにしていたら今時点で1科目も受験していなかったのではないかと思います)
NTSの期限が半年間なので、テキストを1周した時点で発行依頼をかけてしまうのも一考ではないでしょうか。特に1回目のNTS発行は手続きを同時並行で進めるのが得策です。向こうの事務局は大変にマイペースに仕事をするので発行に3ヶ月かかってしまいました。受ける気満々の時に手続きがネックになると士気も下がってしまいます。
受験料(通称お布施)が約8万円と高額のため慎重になりがちなのですが、締切を決めてお尻に着火するのが吉と考えます。特に1科目合格すると、1年半の有効期限という恐ろしいカウントダウンが始まります。十分に実力が付いてから、という日本人的な丁寧さは捨てて、極力前倒しのスケジュールを設定してそれに突貫工事で間に合わせる、という感覚が丁度良いと感じています。

②情報収集:精神安定剤に近いものがあるし有益、でもそれに飲まれすぎないように

「U」の一文字でGoogle先生が予測変換してくれるほど、勉強している科目を調べる人は自分だけではないはず。勉強時の休憩やモチベーション維持の意味でもチョクチョク見ることは良いことだと思います。実際に自分も大変勉強になりました。
ただ、自分が取り組んでいることの方向性を大きく変えてしまうようなアドバイス等には慎重になった方が良いと思います。
おすすめの情報源は以下です。あくまで自分が主体で、良いところを取り入れる目線が大事だと考えています。

■予備校の個別カウンセリング(グループより1:1が個人的にはおすすめ)
⇒A校以外が分かりませんが、恐らく同等のサービスがあるはずです。結局、人に直接聞くのが一番だと思います。特に最初の科目FARでは勉強すべき分野の濃淡を教えてくれ、実際の面でも精神面でも大変心強かったです。予約が激戦だと思いますが、それだけの価値があると思います。
■予備校のアーカイブ資料
⇒長年の蓄積と複数人のチェックが入った質の高い情報が多いため、カウンセリングでそのかいつまみ方も相談しながら適宜取り入れるのが有用です。
■網羅的に情報を公開して下さっている方のブログ
⇒以下に一例ですが、特にお世話になっているものを挙げます。もう1つ、マーティさんという方のブログを大変参考にさせて頂いていたのですが、今は閉鎖しているようです。。

③勉強手法:「必要最小限の努力」を意識、合格ギリギリが取れれば最高

様々な方の意見を見ている内にアレコレ手を出したくなりがちです。勉強の進み具合に不安がある時は尚更。
特にまとめ的なものを作る場合は、費用対効果を考慮すべきと考えます。自分の場合、ルールとして、「有り物としてアップロードして下さっているものはそのまま使わせてもらう」「真似して一から自分で作るとしても、3時間以内の作業で済むものにする」としていました。
自分流のイカしたまとめの星取表を作ったとしても、結局は頭の中のものしか試験場には持ち込めないわけで、試験が終われば正直見返さないものです。「とにかく手間をかけずに」をモットーにつまみ食いをさせて頂いています。
邪道だと思われる方がいるかもしれませんが、語呂合わせも強力な武器になります。先ずは頭に入れることが最優先の分野も多分にあるので、合格への近道が正道だと思うことにしています。語呂合わせについては、BECで大変お世話になったので、良い結果を得られて、まとめる際に触れます。

先ずは全体的なことについて書いてみました。
次以降は科目ごとで自分的に大事だと思うことについて書いていきます。
同志の皆様の何らかのヒントや戦いの合間の気休めになれば幸いです。

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