財務会計論

今回は財務会計論の勉強方法だ。前回と同様に

1.A判定までにかかる期間 2.勉強方法

の順で説明して行こうと思う。

1.A判定までにかかる期間

この予測について財務会計は非常に読みにくい。計算力も個人によって差があるし、財務理論も合う合わないがあるからだ。そのような前提であえて予測するなら、全範囲勉強し、授業も消化済みと考えたとすると理論だけなら2週間でA判定を取ることが出来るだろう。計算を含めて考えると予測に幅ができすぎてしまうので今回は理論の予測のみとする。

2.勉強方法

まず計算についてだが、短答合格レベルの方はおそらく論文の計算につまづくことはない。短答に特化して捨ててる論点(連結cfなど)がある場合はまずそれについての勉強をしよう。ある程度論文の範囲を抑えたならあとは財務計算が苦手な方はもちろん、得意な方も毎日財務の計算は解くようにしよう。財務は会計士試験の要となる科目なので計算、理論共に高いレベルでできるようになると他の科目が出来なくても十分カバーしてくれる武器となる。計算力か錆びつかないように毎日1〜2時間は勉強するようにしよう。順番は総合問題→総合問題→個別問題のサイクルが良いだろう。

次は理論についてだ。財務理論は苦手な方はとことん苦手なイメージだ。私も昔は苦手だった。財務理論は理解、暗記が甘い状態で自分のなんとなくのイメージで解答することはほぼ不可能だ。そして会計基準という普段馴染みのない制度趣旨が主な内容となるため理解しにくいし、一度理解してもすぐ抜けやすい。そのためまずは覚悟して暗記をしよう。別に理解をほったらかして暗記をしろと言ってるわけではない。しかし理解だけに徹すれば理解の難しさから高い精度の解答を作成するための暗記まで手が回らない可能性がある。そのため一度理解できたならすぐさま暗記をしに行こう。そして暗記をしてしまえば自ずと理解レベルも理解した内容の暗記も非常に忘れにくいものとなる。また解答作成能力も飛躍的に向上し、知らない問題がでても推論で部分点を拾いにいける。そのためにも以下のことを忘れないで欲しい。

理解→忘れる→理解の復習 ✖︎

理解→文章の暗記→忘れない ○

これを覚えておいてほしい。また使う教材は一問一答形式の教材を強く強くお勧めする。

もちろん復習はこまめにすること。理論については短期集中がお勧めだ。

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では。🍌


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