監査論

今回は監査論の勉強方法について書いていこうと思う。

1.A判定までにかかる期間

3週間(毎日3〜4時間勉強したと仮定した場合)と予想する。

2.勉強方法

監査論は基本的に非事例問題と事例問題から構成される。それぞれ勉強方法が違うので分けて解説していこう。

a.非事例問題

このタイプの問題は結局暗記する必要がある。理解→暗記の順でしっかり知識を固定してほしい。しかし闇雲に暗記していってもただ苦しむだけである。そこでこの類の問題の暗記のコツを語っていこうと思う。

1.まず、この制度はどういったことを目的としてるか(改訂前文など)や、典型論点を暗記しよう。これはその論点の根幹となるところなので、できなければ差がつくし、もしその論点についての知らない問題が出てきても、その暗記した目的や背景、典型論点から類推して答案が書けるようになる。

2.1.が完了したらその論点に関する細かい内容を覚えていこう。その論点に関する背景や目的はすでに暗記しているため、そこまで内容を覚えるのに苦労しないはずだ。

b.事例問題

事例問題はまず手続きの流れを暗記する必要がある。ここで間違ってはいけないのは細かい内容については監基報に載っているため、暗記する必要ないということだ。手続きの流れとざっくりとした内容を抑えておけば良い。また、内部統制報告制度の事例や、四半期レビューの事例などはなぜこの手続きが必要かも聞いてくるため、そこも手続きと合わせて覚えていくと、相互理解で知識が深まりやすい。

また詳細な実証手続や監査要点(実在性、網羅性、評価の妥当性など)が聞かれる問題については事前に事象(売掛金多い、減損あるかもなど)と監査要点と実証手続とを結びつけておこう。これをしておかないといざこのような問題がでできても、どこに問題があるかや、その状況に対してどんな手続きが必要か分からないこととなってしまう。また実証手続についてはどういったことをするのか(証票突合だけでなく、どんな商標を見るのか、代替的監査手続はなにか)も自分の中で準備しておこう。

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では。🍌



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