スーっときてスッときえる

これまで、ナチュラルなたべものに触れてきて感じたこと。

「スムースにめぐる」こと。

そこで育った食物が、収穫され食される。

体で吸収され、排泄され海へ還る。 

間引かれたものはその土地で土に還る。

循環と聞くと、同じものが繰り返されるように感じるが、全く同じになることはなく、ナチュラルなめぐりとは凛としていて中真が保たれたままなされる。

私がおいしいと感じるたべものの共通点は、口の中で上がったり下がったり押したり引いたりしてこない。スーっとフラットにきてスッと消える。あれっ?となりまた食べたくなる。

私はお肉も食べるが、「北里八雲牛」は毎回このような感覚を覚える。

海のものは海中の環境に影響を受けやすいのか、決して安定していないと感じるが、野菜も果物も、調味料も、この感覚を覚えるものに沢山出会った。 

たった42年の間に、これほどの歓びを感じたことは幸せであり、自分や家族だけでなくひとにも伝えたいと思っている。 


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