究極のエンディングノート

生きていても仕方ない。
かもしれない。
と、ほとんど毎日思ってる。

わたしは、2度と目が覚めてほしくない
なんて思い始めたら
この生身も使えるなら
分けたくてわけたくて

本当に必要で、明日をいきるのにも困難で
私の持ち物でそれが埋められるなら
いますぐにでも

そうしてあげたいのに

余裕がなくて

じぶんのことしか考えられなくて、だなんて
思い悩む必要は、ないのよ

じぶんのことだけ考えて。

せっかくここまでがんばっていて
それでもまだ困難が襲うあなたを

わたしは、愛でもって力になりたいけれど

なにをしてあげられるだろうと
途方に暮れる

健全かはわからない
この卵巣でよければ

この骨髄で
この角膜で
この心臓で

この反物で
この預貯金で
この本で

このこたつで
この毛布で
この靴下で

あなたが幸せになるのなら

いますぐにでも

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