竜とそばかすの姫をみて

映画「竜とそばかすの姫」を朝一でみに行ってきました。

感想を言いますと…ただただ最高でした。

細田監督の世界観とそれを作り上げている美術・キャラや内容の全てが凄すぎて圧倒されました。
そして、最後のエンドロールをみてると1つの作品を作るのにこんなにも多くの人々が関わり1つのものを作っているんだと思うととても感動しましたし自分もこの業界にいれて幸せだと改めて実感しました。

自分は演出志望だったんですがアニメ業界にきて話数経験を重ねるうちにそれぞれの演出さんの演出力(例えばカメラワーク•動きと合わせの指示入れ・タイムシート作成・パース感覚)全てにおいて学ぶ事ばかりでした。始めの方はその凄さがわからなかったのですが経験を重ねるごとに理解力が深まりどれだけ凄いのかということを実感できるようになりました。

実際、自分は演出になりたいと言ってこの業界にきましたが…今まで芸術から離れてた自分が急に演出目指して自分の好きな作品作りたいと言うのってこの業界の演出さんに失礼に値すると思いはじめました。

最近、制作進行の業務にやっと慣れて来て仕事をするのが苦痛であるという感覚からできるようになる過程が嬉しいと思える瞬間が増えて来ました。実際、もっと頑張りたいし色んな人と繋がりたいしよりクオリティの高い作品を作っていきたいと思う気持ちも強くなりました。だからこそ、演出ではなく才能のあるクリエーター様たちをサポートし少しでもアニメーション制作する上で作業をしやすい環境を作れるような制作進行を極めていきたいと思うようになりました。

まだまだ、未熟ですが自己研鑽し頑張っていきます!いつか、劇場に携われるといいなぁ。


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