リビングガーデン

さて、最初のタイトルに入れたライフスタイルって、そもそも何?と今更問いかけてみる。

簡単に直訳すると「生き方」?
もちろん居住スタイルや、その価値観も含む訳だけど、。型に嵌めたいとは到底考えていない!なので、こんな風に暮らすのはどう?と押し付けるのは極めておせっかいな話だと思う。ただ、選択肢が狭いのは如何せんこの情報社会の中ではつまらない。。とかく、カテゴリーに分類したくなるのがこの業界の悪いところかもしれない。
例えば、同じ空間でエスニックな昼食を食べて、夜はおでんを食べる!一時期に無国籍というキーワードも流行ったりしたけど、どんな暮らしでももちろんいいのだ!  まぁこれを嫌う人もいる、。それぞれの流儀があるのも解る。。
ただ「こうでなければいけない」を外して物事を考えるようにはしたい。

ガーデンデザインの仕事をしている時も、よくクライアントから「おたくはイングリシュシュガーデンですか?」と聞かれた。それは会話として正しくて数少ないガーデンスタイルの知ってる言葉が出てるにすぎない、、。で、「いや、違うんです。。もちろんイングリッシュガーデンの勉強もしてますが、その人や家に合った庭のスタイルを提案してます」と答える。でも、この言葉はきっと通じて無いんだな。。と良く思ったものだ(笑)ここで、専門用語を並べても、ますます混乱や誤解を招くことになるし、時には「そうです!」と答える時もあった。

で、何が言いたいかと言うと、言葉では表現が難しい、、。かなと。
もし、一番近い言葉があるとすれば、、それは型に嵌まらない『自由な暮らし』かもしれない。
これを、なんか伝えて行きたいし表現したい、まだまだ自分も分かってないし、、。

そうだとして、、還暦からのライフスタイル と掲げてみて改めて自身に問いかけてみたいと思う、。
さて、どうする!?

で、、大昔、?にそれこそブログを書いていて、当時リビングガーデン研究会という題で、ホント個人の呟きのようなものがあるのを思い出した!もう15年も昔のブログを探してみると、、、あったあった(笑)ネットの世界ってスゴイッ!!

で、、ここに定義というコメントがあったので、そのまま引用


リビングガーデン研究会 定義?その1

全国的に雪だそうで、もちろん軽井沢も積ってますよー。子供は元気にソリ遊びしてます!
さてさて、リビングガーデン研究会の御愛読ありがとうございます。ということで、少しづつですが、もうちょっと掘り下げて考えてみましょう。
そもそもリビングガーデンって何?というところから始まっているこのブログですけど、僕自身も曖昧で、どう定義付けしたらいいかも解らないというのは御伝えした通りです。
ただ、リビングガーデンが「デッキやテラスでガーデンファニチャーを出して過ごす」ということだけではないことだけは示していきたいなぁーと考えています。
では、他にどう過ごすの?というのは、またゆっくりじっくり研究していくとして、単純な考え方を整理しましょう。
[リビング]と[ガーデン]はそれぞれ言葉の意味を皆さんも理解していると思います。だから庭にリビングスペースを造って過ごすというのはイメージしやすいかもしれません。でも、それに留めるのはもったいないし、限定しすぎかなぁーと思うんです。きっとダイニングスペースだっていいでしょうし、キッチンだっていい。もっと趣味に特化したようなスペースだっていい、それこそお風呂だって(笑)ちょっと広げすぎかもしれないけど、リビングという言葉を従来のリビングルームの意味じゃなくて、人が生きる(生活する)のリビングにしてほしいんですね。そうかぁ、じゃー庭の植栽スペースじゃ無い部分がリビングガーデンってこと?いえいえ、実は庭とは限らないんです!?ここからがちょーっと難しいんですが、コンサバトリーやサマーハウスのように囲われた建造物の中もリビングガーデンだし、もしくは居間としてのインナーテラスやバスコート続きのリフレッシュルームだってリビングガーデンになりうるんです。さぁー、じゃぁーそれこそ、どう定義付けるの?
そこで、考えてみたんですけど、「リビングガーデンとは自然と対話しながら過ごす」というのはどうでしょうか?
それならお気に入りの安楽椅子を窓辺に置いて、今日のように降り積もる雪の庭を眺めながら温かい部屋で過ごすというのもあり?僕としては心が自然と対話しているんであれば、ありにしたいところです。そうしてると雪の中で小鳥が姫林檎の実をつつく様子をほのぼの見てられるし、針葉樹の林に白くグラデーションがかかって空に溶けていく様子を眺めるのも大切な時間に思える。。。
このブログで日々の生活を書いているのは、そんなリビングガーデンを少しでも届けられればと思ってのことです。
だから、リビングガーデンは誰もが過ごせる大切な時間であってほしいと願っています。
皆さんの大切な時間も教えて下さいね。

ふぅ〜。。なるほど、当時はそんなことを言ってたんですね。
「自然と対話しながら過ごす」。。。

難しい〜。。いや、本人は「感じながら、Feelでいいんだよ」と言いたいらしい。まぁ、これはこれでリビングガーデンの考え方としてはアリなのかも、。

それで、続きがあるので、一気にみてみると

リビングガーデン研究会 定義?その2
突然ですが、皆さん覚えてますか?リビングガーデンの定義その1。。忘れた方はこのブログのバックナンバー1月を見て下さいね。、定義その1では「リビングガーデンとは自然と対話しながら過ごす」という風にお伝えしたわけですが、みなさんも日々自然と対話をしてますか?その1としてたので、そろそろ次に進んでもいいかなと、その2の発表です。ちょっと文章は長めですが
「リビングガーデンでは幸せな時間を発見しながら過ごす」としてみたいと思います。
これは、自然と対話していると、おのずと訪れる時間のことです。
そう、自然から与えられる喜びの瞬間です。
目を凝らして、耳を澄まして、心を開いて、、、。誰でも自分の大好きな場所でそれを得ることが出来ます。。。
その小さな小さな発見に、いつしか癒されている。。
どうでしょう?きっとみなさんも体験しているはず!
そういうのを分かち合える研究会にしていきたいですね。

そうきたか、。と頷いてみて、やっぱり埼玉から軽井沢に移住した時の、その感性が広がっていく感じ、その充実感から、こういう言葉が出てきてるんだろうなと思う。当時は借家に住んでいて、それでも小さな庭があって毎朝鳥の囀りで起きて、そまま窓を開けてデッキに出る。朝日が体に刺さるような刺激を思い出す!
ああ、このままこの借家でずっと住むのもイイナと本気で思ったものだ。

だとして、これが初心みたいなもので、
良く「初心に帰る」と言うけど、改めて冷静に振り返ると実際はもっと深い考察も必要なのかもしれないなと思う、。これだけだと、自分のワールドに閉じこもってるようにも見える。。自由と称して、何かから逃げている??
それは何だろう?

もう、この時のブログも閉じてるし、リビングガーデンという言葉も使わなくなった。分かってもらえない世界で足掻いていた時代。。だったのかもしれないな〜
確かに自然と対話しながら感性を大切に生きるというのは大事なことだと思う。。ただそれが内に籠るだけにシフトしていると、ハプニングだったり、エンジョイな刺激は遠ざかる、。
せっかくの人生で、こうした静かな時間ももちろん大事だけど、冒険心も忘れてはならない!

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