見出し画像

目には目を、ゴージャスな君には花束を

・今日はワンピースを着た。


・私にとってワンピースを着るということは日記に残すべきイベントだ。なぜなら私は滅多にスカートを履かないから。今日は私のワンピース記念日。ちなみに、「サラダ記念日」をパロディする人のうち何人が原作を読んだことあるんでしょうか?私はまだ読んだことないです。てへ。


・しかもこのワンピースは買ってからずっと物置に眠っていたおろしたてワンピース。最近ショートカットにした自分に似合うか一抹の不安を抱きながら袖を通す。ドキドキ。悪くないね。悪くない。半分本気、半分自分に言い聞かせている。今までボーイッシュな服が好きだったし、女の子らしい服は似合わないと言われたこともあって、スカートはあまり得意じゃなかった。だけどそんなコンプレックスを打破するために、今日はこれで学校に行っちゃうもんね。


・学校に到着して、鏡に映った自分を見るたびに、いつもと違う雰囲気の自分にちょっとびっくりする。目が慣れてきたら段々大丈夫になってきた。うんうん、もう大丈夫、似合ってる似合ってる。



・なんで急にワンピースなんて引っ張り出してきたかというと、私は最近、良い女になりたいと思っているから。ゴージャスでプレシャスで、キュートでエクセレントな女になりたいのだ。それは見た目だけではなくメンタルまで。スカートが実際に似合っているかどうかは問題じゃない。私自身が似合っていると思えるかどうかが一番重要なのだ。私が自分で選んだことを自信を持って最高だと言える時、私は正真正銘ゴージャス☆プレシャス☆キュート☆でエクセレント☆ガールになれると思うのだ。(一瞬マダガスカルを指し示す人が通り過ぎた気がするけど、気にしません)


・類は友を呼ぶ というのは真理だと思う。だからこそ、素敵な人と出会いたいから、私も素敵な人にならねばと日々気を引き締める。自分に自信がなくて自分のことをしょうもない人間だと思っている時は、本当にしょうもない人が寄ってくるし、自分がいつもご機嫌でいれば周りにはご機嫌な人が集まってくると信じている。逆に言うと、周りの人間に不快感を持ったときは自分の言動を反省する絶好のチャンス。



・なんて、ワンピースを着ただけでこんなことまで考えるのは、少々大げさかもしれない。けれど、私はこういうことばかり考えている人と、こういう話ばかりをしていたい。そのためのこの日記である。



・おわり





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?