読書の秋


読書とは

私にとって、読書をすることは息をするのと同じくらい小さな頃から身近にあったことです。

絵本の読み聞かせをしてくれた父、それから小学校に上がる前にはすでに一人でグリム童話や絵のない絵本の短編集を読むようになっていました。

図書室がどこの学校でも一番のお気に入りで、高学年に上がって図書委員になれたときは、とっても嬉しかったです。

司書の先生や、図書室にいた人たちとは顔見知り。

中休みに借りにいって、昼休みに返す、また借りる、という繰り返しをしていました。

そのおかげか、周りより1年過ごした年数が少なかった小学校で6年生を迎える頃には、他の本好きと並んで1000冊を超える本を読んで表彰されました。

図書館

そんな私はもちろん、図書室だけに留まらず、図書館も大のお気に入り。低学年の頃に出来た市立図書館から本をふれあいセンターで借りることを覚えたり、その図書館に一人でバスに揺られて通ったり。近くにあった県立図書館へも、その時は足を伸ばして。

司書の人に顔を覚えられていたんだろうな、という自信があるくらいには読んでいました。ふれあいセンターの方とはもちろん顔見知りになって、来てますか?は私の第一声でした。

隣町にあった大きな公民館の図書室へと歩いていくこともあり、ひたすらに読んだことのない本や、読んでいる本の続きを求めていた気がしますね。

そんなこんなで、今現在も低学年の自分が書いた図書カードを持って、図書館に行くのです。

最近は、少し機会は減ったけれど相変わらず私の癒しの場所です。

文学フリマ

先日、初めて文学フリマ、というものに参加をしました。

どういうイベントなのかざっくりとか知らず、恐る恐る友人を引っ張っていきました。

幸い、知り合いの方々や、一方的に存じ上げている方たちがいらっしゃったので、そこをめがけて突撃していくことから始まりました。

地元では開催されていない大きなイベントで、熱気がありました。

無料ですよ、の言葉を次々にかけられ、断るのが苦手な友人は離れている間に片手にいっぱいの紙束を持っていました。

私もいろんな無料も、有料もいただいてきました。

昨年より規模が大きくなった、というお話を聞いたり、大学生と触れ合って若い空気をもらったり。

初めましてでファンだった方の前では、ただただ興奮していたり、あれなんでいるんですか?なんて、知り合いの方を見つけて声をかけたり。

全てのブースを回りきれた訳ではないのですが、とっても楽しく新鮮な出会いもあった場所でした。

自分もいつか、という欲も高まりました。

たくさんのお土産をもらったので、ゆっくり楽しみたいと思います。


2023/10/28 Bamvi

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