そもそものきっかけ

私がここで綴っていこうと思ったきっかけは
多くの仲間や支援者の方々と出逢えたこと。

それは私の平均寿命残り半分を大きく変えた
出逢いでした。
上の息子のママ友、下の息子のママ友。
そして下の子の療育や支援に携わる方々。
人は誰かに支えられて生きてるという実感を持つことができました。

我が家の次男坊は
たくさんの子どもたちや保護者を見てきた
とある療育の先生から

彼はなかなかの大物です。
よくぞここまでお子さんとお母さんの命を
守ってくださいました。

と言われるほどの多動性、衝動性、攻撃性、
ユーモアを持ち合わせています。

どういう意味?
と、感じる方もいらっしゃるかと思いますが‥

次男坊は療育センターでもあまり同じタイプの子がいなかったのです。
いないという事は、共感できる仲間がいないということでもあり、これがまた一番のしんどさでもありました。

次男坊にはユーモアがあると言っても決して楽しいだけの毎日ではありません。
未だに毎日の様に私は泣いてしまうこともあります。(心も身体も痛くて)
どれだけ前向きにと思っていても
そうはいかない時もあります。
グワっと湧き上がる感情にカーッとなり
冷静さを失いそうな時もあります。
アンガーマネジメントをどれだけ実践しようと
思っても、その6秒間に次の爆弾が投げ込まれるわけです。そんな時間を繰り返し、
うわーっと我を忘れてしまいそうになる時に
頭にハッと浮かんでくるのは
家族、仲間、支援者の顔。
それがブレーキになっているわけです。

そして、癇癪の後、何事も無かったかのように

おかしゃん!
と、ニコニコしながらこうべを垂れ
さっきまでのイカつい顔からは想像もつかないほどの可愛いらしい声で
母である私を呼ぶ息子。
そして、そんな夜は
疲れ果てて眠っている息子に

ごめんなさい。

と頬擦りしてしまうのです。

そんな毎日を過ごしていくうちに
同じタイプのママ達に出逢い、
タイプが違っても、
障害児の親でなくても
気にかけて寄り添って話せるママ達に出逢い、
一緒に育ててくださる支援者の方々に出逢い。

私は今、間違いを犯さずに生きています。
大袈裟かもしれませんが、
心の底からそう思うのです。
そして、ありがとうございます。と。

もし、共有する仲間を見つけられない方がいるのであれば、しんどい思いや笑い話を(一般的には笑い話ではないかもしれませんが)
こちらでどうですか?という気持ちで
始めたのです。

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