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自分史上最高のスマホ用スタンドグリップ「beak」

過去に、iPhoneの画面を割ってしまったがために下取り価格が大幅に下がってしまた苦い経験があり、それ以来、iPhoneには必ずグリップを付けるようにしている。

いままで色んなタイプのものを試してきた。リング型、ベルト型、カード型、ストラップ型、MagSafe型などなど。数にしたら10種はゆうに超えるぐらい使ってきた。

そんな中で、ひとつの終着点ともいえる逸品に出会えて、いまはそれを愛用している。それが「beak」だ。

薄いカード型タイプのスタンドグリップなのだが、これが本当に使いやすくて気に入っている。その魅力をすこしでも知ってもらいたくて、こうして筆をとったのだった。


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コンセプトとメッセージが熱い

僕もいままで数々の商品をレビューしてきたけれど、そのほとんどは “機能” にフォーカスしたものだ。実際、読者が求めているのは機能や使い心地なので、それを手にした僕がどのように感じたのかを主軸にするのが、レビュー記事の基本だ。

しかしこの「beak」については、そんなものはとりあえず置いておいて、まずはそのコンセプトやメッセージ性を伝えることが最重要だ。

「beak」を販売している「Human Natures」では、以下の企業ミッションを掲げている。

仕事環境・身体の環境・地球環境を改善する

私たちの今日のくらしは
地球が生み出したさまざまな素材によって成り立っています。
それを加工することで
くらしがより便利で豊かになってきました。
これからもその素材に敬意を評し、
人はさまざまなものを創り続けていくことでしょう。
次世代では人と自然の関係を正しく発展させるため
知恵と選択を持つ必要があります。
そういった思いから生まれた我々は
“人と自然の共存”をテーマに
仕事・カラダ・地球の環境のバランスを保ち
よりよい関係を築いていくこと、
それこそが「Human Natures」の存在意義です。

ミッション – Human Natures(ヒューマン・ネイチャーズ)


ただ利便性を追求するだけではなく、素材への敬意を忘れず、「自然の環境」を視野にいれたうえで「生活と仕事の環境」を支える。健康的な生活は、健康的な星の上に成り立つ。

そんな姿勢に惹かれたのだ。

その言葉は上辺だけでなく、プロダクトにもきちんと受け継がれている。パッケージの封を切ると、中には「POST」という文字と、切手を貼るスペースが見えてくる。

パッケージを切り離すと、このパッケージがそのまま「廃棄・回収用パッケージ」となる仕組みだ。「beak」には磁石が内蔵されているため、不要になった「beak」の回収・廃棄を、Human Naturesでは請け負っているのだ。


口先だけでなく、こうした行動で表現できるプロダクトは、そう多くはないんじゃないかと思う。この姿勢に感銘を受けたから、「beak」を愛用していると言っても、決して言い過ぎではない。


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スキのない製品スペック

では製品の出来栄えはどうかといえば、こちらも正直、文句をつける先を見つけるのがむずかしいほど良い。

まず素材感だ。革素材を使用していて、すべすべ・さらさらとした肌触りが、使っていて心地いい。

スタンドとしての能力は抜群。縦置き・横置きどちらにも対応してて、安定感も抜群。僕のドでかいiPhone 12 Pro Maxを縦置きしても、倒れる気配すらない。

グリップとしても優秀。スタンドの中央にフィンガーホールが付いていて、指を通すことができる。「beak」にしてから、一度だってiPhoneを落としたことはない。

中に強力な磁石が内蔵されていて、冷蔵庫や電子レンジなどにビタッ!っと貼り付けることができる。料理するときに冷蔵庫に貼れるので、めちゃくちゃ重宝している。


他にも細かい良ポイントがあるのだけれど、詳細は以下のレビュー記事を参照してもらえたらうれしい。

似たようなプロダクトとして「Moft」が挙げられる。カードが入れられるという点ではMoftのほうが便利だが、プロダクトとしての耐久性や安定感はbeakのほうが上のように感じていて、僕はbeakを愛用している。


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あとがき

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

ちなみに「beak」は鳥のクチバシの意味。カラーバリエーションの名前が「ヤタガラス・ブラック」「クジャク・ホワイト」「フクロウ・グレイ」「ホウオウ・ゴールド」の4色となっていて、どれも鳥がモチーフになっている。

こういう遊び心がまた、心をくすぐってくるんだよなぁ。

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