大好きなNuPhy、使えば使うほど嫌いになっていくのが悲しい
キーボード大好き、ばんかです。
私が今まで使ってきたキーボードは以下の通り。
FILCO Majestouch MINILA Air
HHKB Hybrid Type-S
Logicool MX KEYS MINI
Logicool MECHANICAL MINI
NuPhy Air75
NuPhy Air60 V2
Keychron K3
Keychron K3 Pro
この中で最も気に入っているのが「NuPhy Air60 V2 Cowberry軸」でした。
タイピングしたときの、指に返ってくるフィードバックの感触。 「コトコト……」とたまらなく耳心地がいいサウンド。 コンパクトで持ち運びやすく、どこにでも持ち出せるスタイリッシュなデザイン。
どれもこれもが気に入っていて、タイピングしている時間に幸せを感じるキーボード。本当に、いままで使ってきたどのキーボードより気持ちのいいキーボードです。
ですが、使えば使うほど、どんどん嫌いになっていきました。 その理由は動作の不安定さ。使うほどに不具合が発生し、そのたびにイライラが積もっていくのです。
以下は、いままで私が遭遇した不具合の一覧です。
同じキーが連続で入力されてしまうバグ。急に「aaaaaaaaaaaa」と入力されてしまい、これが止まらなくなる。
特定のキーが押しっぱなしになるバグ。常にshiftキーが押されっぱなしの状態になり、キー操作に支障がでる。
キーボードが突然動かなくなるバグ。そしてその後、設定が勝手に初期化されて、設定していたキーマッピングなどがすべて無駄になる。
中でも “たち” が悪いのが設定の初期化。自分の使いやすいようにキーマッピングをカスタマイズしているのに、それをいちいちもとに戻されるのは非常にストレスが溜まります。
ファームウェアのアップデートが度々行われて、そのたびに動作の安定性の向上を期待します。ですがそのたびに裏切られて、上記のバグが再発するのでした。
「キーボードを使いごこちの快感・使っている時間の楽しさ」と「不具合に見舞われるストレス」を、何度も何度も天秤にかけてきて、そのたびに前者を取るようにしてきました。
しかしもう限界です。使っている時間でたまるフラストレーションが限界域を超えてしまいました。
キーボードで大切なのは安定感です。正確に言えば、すべてのパフォーマンスは「安定して動作する」という前提があってこそです。
その前提が脅かされるようなキーボードでは、到底「たのしさ」は手に入りません。みなさまも、キーボードを選ばれる際はお気をつけを。
そういう意味で、私にとっての現在の最強は「Logicool MX MECHANICAL MINI」です。
さすが信頼と実績と歴史のLogicoolといったところ。パフォーマンスの安定感があり、今まで不具合やバグに出会ったことがありません。
当たり前のことなのかもしれませんが、当たり前が当たり前にできることが本当にありがたい。